ホーム »
旅行記 » ドイツ2日目 <--ドイツ1日目へ ドイツ3日目へ--> |
2日目 この日はローテンブルクまで行くことができました。 |
ヴュルツブルクの司教館、その庭園群と広場(ユネスコ世界遺産1981年登録) 朝食を食べてから9時頃にホテルをチェックアウトして車でレジデンツに行きました。 広場が駐車場になっているので、そこに車を止めてから広場を見てみました。 大きくて立派な建物の前にはヴュルツブルクの守護神であるフランコニアのフランコニア噴水があります。 さっそく中に入ってみることにしました(4ユーロ) 残念ながら内部は撮影禁止だったので写真はありません。 日本語のガイドブック(3ユーロ)を買ってから内部の見学をしました。 ヴュルツブルクの大司教の宮殿として1920〜1944年に天才建築家のバルタザール・ノイマンによって建てられました。 ドイツバロック建築の最高峰と言われています。 この建物のほどんどが第二次世界大戦の空爆で破壊されましたが、修復されてきれいになっています。 階段の間の天井にある世界最大のフレスコ画が見どころなのですが、修復工事をしていたので残念ながら見られませんでした。 階段を上っていくと白の間があるのですが、豪華でびっくりします。 その他皇帝の間、緑の間、寝室なども見られます。 係りのおじさんがいて、4枚の鏡の前にそれぞれ1人ずつ立たされました。 鏡を見るとなんと自分は鏡に映ってなくて他の鏡の前にいる人が映っていたり、後ろ向きの人が映っていたりするのでびっくりします。 おじさんに教えてもらわなかったら気がつきませんでした。 豪華な内部を見られてよかったです。 |
|
次は宮廷庭園に行ってみました。
レジデンツの建物を一度出て、看板に従っていくと宮廷庭園があります。 きれいに整えられた庭園は広くて、のんびりするのには最適です。 上の写真の真ん中の写真は噴水のところでえさを食べようとしているカモです。 おしりがかわいい♪ 階段を上ると宮廷庭園がよく見えるのでおすすめです(下の段の写真2つ) |
|
レジデンツの外に出ると道に「ようこそロマンチック街道へ」と書かれた看板がありました。 他にもいろいろな言葉で書いてあって面白い。 ロマンチック街道の見どころが写真で紹介されているのでわかりやすい看板です。 |
|
ヴュルツブルクはフランケンワインの産地なのでレジデンツの隣にあるStaatlicher Hofkeller(スタートリッヒャー・ホーフケラー)に行きました。 お店の人にどのワインがおいしいかを聞いたら、シルヴァーナーかリースリングのぶどう種がおいしいと言っていました。 シルヴァーナーはフランケンワイン本来のぶどう種で300年以上前に修道僧が伝えたので、それにすることにしました。 畑は事前に調べておいたシュタイン畑にしました。 |
|
スタートリッヒャー・ホーフケラーで買ったフランケンワインです。 シルヴァーナー種のシュタイン畑のワインにしました。 2003年はおいしいぶどうができた年なので飲むのが楽しみです。 フランケンワインのボトルはボックスボイテル(山羊の袋)という変わった形のものです。 |
|
次は街の中を散策してみました。
まずはマルクト広場に行ってみました。
ちょうどマルクト(市場)が立って野菜、果物などがたくさん売っていておいしそうでした。 前日に来たときは暗くてよくわからなかったのですがハウス・ツム・ファルケンはロココ調の華やかな建物できれいです。 この中にはインフォメーションがあります(右上の写真) |
|
前日にも行ったアルテ・マイン橋に行ってみました。
12体の聖人像が並んでいて、ヴュルツブルクの守護聖人のキリアンやカール大帝の像があります。 この橋からはマリエンベルク要塞が見られるのでおすすめです。 この日は暑かったので途中でアイスを買って食べました。1つ70セントと安いのがうれしい。 暑い日に食べるアイスはおいしいからあっという間に食べ終わりました♪ WMFがセールをしていたので入ってみることにしました。 フォーク6本セットが安くなっていたので買いました。 義姉はパスタ用のカトラリーセットを買ってました。 セールをしているとついつい買ってしまいます。 お腹が空いてきたので、気になっていたケバブ屋さんに行くことにしました。 |
|
ケバブはトルコのハンバーガーで、肉を何層にも重ねて専用のロースターで回しながら焼いた肉とたくさんの野菜とフェタチーズが入ったものです。 普通のケバブ屋さんのお肉は牛、鶏、羊が普通なのに、ここは豚と鶏でした。 ドイツだから豚があるのかな?イスラム教の人は豚を食べないのに不思議。 このトルコパンは15cmもあるので1人では食べきれない量でした。 野菜がたっぷり入っているのがうれしい〜 |
|
お腹がいっぱいになって満足したので、次はマリエンベルク要塞に行ってみました。 ホテルでもらった市内の地図を見るとマリエンベルク要塞には駐車場があることがわかったので車で行ってみました。 丘の上にあるので車で行けるのは便利です。 |
|
1253〜1719年まで大司教の居城として使われていました。
増改築を繰り返して、守りを固めて要塞になりました。
城壁で囲まれているので何個も門をくぐって中に入ります。
中にはたくさんの建物があるのですが、今回は無料で入れるところだけ見てきました。 教会、塔、井戸、庭園などを見ました。 この日は暑かったので日陰の部分はひんやりして気持ちよかったです。 最後に領主庭園のところに行くと、ヴュルツブルクの街が一望できます。 きれいな街並みが上から見られるのはうれしいです。 マリエンベルク要塞の麓にはぶどう畑が広がっています。 このぶどうもフランケンワインに使われているようです。 マリエンベルク要塞からの眺めは最高なのでおすすめです。 |
|
ヴュルツブルクからローテンブルクまでロマンチック街道を走りました。 走っているとRomantische Straβe(ロマンチック街道)と書かれた看板があって日本語で書いてある看板もありました。 日本人観光客がたくさん来ているのでしょう。 町と町の間は田園風景が広がってのどかな感じがしました。 途中の町は車の中から見ましたが、かわいらしい建物が建っていて素敵でした。 18時頃にローテンブルグに着いたので、まずはホテルを見つけに行きました。 マルクト広場周辺から探していたら3人部屋を2つ用意できるホテルがあったので決めました。 Hotel Reichs-Kuchenmeister(ホテル・ライヒス・キュッヘンマイスター) 住所:Kirchplatz 8 Rothenburg TEL:+49 (0)9861-9700 FAX:+49 (0)9861-970409 3人部屋なので広いし、しかもきれいな内装だったので満足です。 部屋でくつろいでいるときに「地球の歩き方・ドイツ」を見ていたら、このホテルが載っていて現金で支払いすると10%引きになると書いてあったのでチェックアウトの時に「地球の歩き方・ドイツ」を見せて割り引いてもらいました。 適当に決めたホテルだったのに割り引いてもらえてうれしい♪ お腹が空いたのでレストランに行きました。 この日もドイツ料理を食べようと思っていたので、Baumeisterhaus(バウマイスターハウス)にしました。 中に入ると鹿の頭の剥製や銃がたくさん壁に掛けられていてびっくりします。 席に座ると日本語のメニューが出てきました。 日本人もたくさん来るお店のようで何組か日本人がいました。 スープ、シュヴァイネハクセ(豚のすね肉のロースト)、シュニッツェル(カツレツ)、シュヴァインスプラーテン(豚肉のロースト)などを注文しました。 メインが出てくるまでに時間がかかるのが難点ですが、どの料理もおいしかったです。 甥っ子が注文したシュヴァイネハクセ(豚のすね肉のロースト)の付け合せについていたじゃがいもだんごがとてもおいしかったそうです。 レストランを出たときはまだ20時過ぎだったので、街の中を散策してみることにしました。 観光客が多い街なので、お土産屋さんがたくさんあって見ているだけでも楽しいです。 市議宴会館の仕掛け時計が夜は20:00〜22:00の1時間毎に動くので21時前にマルクト広場に行きました。 たくさんの観光客が集まっていたので、仕掛け時計がどんな動きをするのか楽しみにしていました。 |
|
21時前になると時計の両隣の窓に電気が点きます。
21:00になると窓の扉が開いてティリー将軍(左側)とヌッシュ市長(右側)がゆっくりと動き、ヌッシュ市長がフランケンワインを一気飲みします。
飲み終わると扉が閉まって終わります。
「えっもう終わり?」と思うほどシンプルなからくり時計でした。 このからくり時計の物語は実話なのが驚きます。 パンフレットによると、カトリック軍がプロテスタントの街のローテンブルクを襲撃して占領した1631年に遡ります。 カトリック軍のティリー将軍は街を略奪、強奪すると言って脅しました。 ちょっとした思いつきから将軍は、市参事会員の誰かが3.25リットルのフランケンワインを満たした大杯を一息で飲み干したら、街を容赦すると約束したのです。 ヌッシュ旧市長がこの偉業をなし遂げ、それにより街を救ったという話です。 すばらしい実話なのだから、からくり時計ももっと華やかな感じにしてくれればいいのにな〜 からくり時計はちょっと期待はずれだったので、何分も待ってまで見なくてもいいかも。 ホテルに帰ってゆっくりくつろいでから、早めに寝ました。 |
ホーム »
旅行記 » ドイツ2日目 <--ドイツ1日目へ ドイツ3日目へ--> |