Normandie04 ノルマンディー

4日目
29 August, 2004

この日は、晴れていたからクロード・モネの家にある四季の花が咲く花の庭、睡蓮の池がある水の庭を見るのにちょうどよい天気でした。

見られないと思っていた睡蓮の花が8月なのに咲いていて、絵と同じ風景が見られて感動しました。

ホテルで朝食を取ってから、チェックアウトをしてジヴェルニーに向かいました。ジヴェルニーに入るとクロード・モネの家の案内看板が出ているので行きやすかったです。駐車場（モネの家の駐車場なのに無料でした）に車を止めて、クロード・モネの家の中に入りました。チケットは家のみ、庭園のみ、家と庭園セットの3種類のチケットがあったので、家と庭園セットのチケットを買いました。 ■クロード・モネの家について■ 1883年、43歳のモネはこのジヴェルニーに家を借りて住み始めました。この土地が気に入ったモネは49歳のときに土地と家を買いました。その後、53歳のときには水の庭園となる道路と鉄道の間の帯状の土地、61歳のときには睡蓮の池を作る為に川沿いの土地を買います。どんどんと土地を増やしていき、絵を描く為の理想の庭園を造っていきました。モネはこの地で、理想の庭園を造ったり、おいしい物を取り寄せたり、日本の浮世絵を収集したりと好きなもので囲まれた暮らしをして、その中で数々の絵を発表していきました。モネが作り上げた庭園と家は、現在のように復元されて一般公開されています。

チケット売り場から中に入っていくと、お土産ショップがあります。特に欲しいものがなかったので花の庭園へ行きました。目に飛び込んできたのは、たくさんの緑でした。8月下旬になるとそれほど花はないようです。でも、いろんな種類のお花があるので、お花を1つずつ見ていくのが楽しかったです。庭園にはたくさんの小道があって、ここをモネが歩いていたと思うと不思議な感じがします。今の時期だったら、モネはどんな絵を描いたのだろう？と想像するのも楽しかったです。

ノルマンディー地方らしく、りんごの木が庭園にあったのですが、普通のりんごの木とはちょっと違うのです。なんと横に伸びるように添え木がしてあるのです。こんな風に横に伸びていくりんごの木は初めてみました。まだ小さいけどりんごが生ってました。

花の庭園にはたくさんのお花や実があったので、写真もたくさん撮りました。朝顔、ひまわり、ダリア、つりがね草などいろいろなお花があったり、不思議な実もありました。上の写真の真ん中下にあるピンクのお花は、右下にある実がなるのです。さやいんげんみたいで不思議な実です。花の種類が多いから、庭をじっくり観察するのもいいかもしれません。

花の庭園から地下道をくぐりぬけます。水の庭園は道路の向こう側にあるので、道路の下を通って行くのです。水の庭園には川が流れ、睡蓮の池があったり、日本的な太鼓橋までありました。

上の写真が睡蓮の池です。5、6月が睡蓮の花の見ごろとガイドブックに書いてあってので、8月下旬では睡蓮の花は見られないと思っていたのです。睡蓮の池に行ってみると、睡蓮の花が咲いていたのです。花が咲いているところは見られないと思っていたから、花を見たときは感動しました。黄色、ピンク、白の花が咲いていて、とってもきれいでした。モネが考えた日本庭園なので、本当の日本庭園のようにはなっていないけれど、睡蓮、柳の木、藤の花（もう実が生ってました）、お太鼓橋まであって、モネは本当に日本が好きだったのですね。モネの絵には、この睡蓮の池がたくさん描かれています。これだけ広い庭なら、絵の題材になるところがいっぱいありますよね。絵を描くのが得意だったら、スケッチしてみたいけど、絵が下手で描けないから、その代わりに写真をたくさん撮りました。この睡蓮の池はずっと眺めていてもあきません。見る場所や時間によって雰囲気が変わるからかな？
次はクロード・モネの家に行きました。家の中は撮影禁止なので写真はありません。家の中は、どの部屋にもたくさんの浮世絵が飾ってありました。日本でも有名な葛飾北斎、歌川広重、歌麿などの浮世絵がたくさんあってびっくり。こんなにたくさんの浮世絵を見たのは初めてだったので、じっくりと見ました。浮世絵に影響されて、モネの作品が出来上がったと思うと、なんだかうれしくなります。
1階のアトリエに飾ってあるモネの絵はすべて他の美術館にあるので、コピーしたものが展示されてありました。コピーしたものでもきれいだったから、本物はとても素敵な作品なのでしょう。まだ本物は見たことがなから、一度じっくり見てみたいな～ダイニングはすべて黄色に統一されていて華やかな感じでした。キッチンはブルーで統一してあって、鍋は全部銅製でした。モネはいろんなところにこだわっていたことがわかりました。好きなものに囲まれて暮らせるなんてうらやましいです。私も好きなものに囲まれて暮らしてみたいな～。

クロード・モネの家の2階から撮った写真です。 2階からだと庭が見渡せるので、この窓からモネも庭を眺めたのでしょう。真っ赤なゼラニウムがたくさん咲いていて、とってもきれい。庭があったらたくさんのゼラニウムを育ててみたいけど、今は庭がないから、鉢植えでがんばってみようかな～。

クロード・モネの家を見られて満足して外に出ると、通りの名前がクロード・モネ通りになっていました。モネの名前が通り名になってしまうなんてすごい。さすがモネですね。旅行中、ずっと食べられなかったクレープをやっと食べることができました。クロード・モネの家から歩いて1分のところにホテルがあり、そこにレストランがあったので入ってみました。クレープがメニューにあったので、二人ともノルマンディークレープを注文しました。チーズ、マッシュルーム、ハム、目玉焼きなどが入ったものです。そば粉のクレープの上に具を乗せて、折りたたんであります。見た目は薄いのに、全部食べるとお腹がいっぱいになるから不思議。今回の旅行は3泊4日だったけど、意外にいろんなところに行けたのでとっても満足できました。フランスにはまだ行ったことがないところがたくさんあるから、また行きたいな～。
今回買ったもの

モン・サン・ミシェルにあるラ・メール・プラールのガレットです。4種類入りの缶にしました。いろんな味が楽しめそうと思って買ってみました。右上の写真はエミール・アンリのグラタン皿です。 2人分なので便利です。

デュラレックスのガラスのボウルを買いました。ヨーグルトやアイスを入れるのに便利そう。スーパーで買ったお菓子、ジャム、スープなどです。フランスのスーパーはいろんなものが売っていて、ついついたくさん買ってしまいます。

オンフルールのマルシェで買ったりんごジュースです。りんごの味が濃くておいし～。ノルマンディー地方はたくさんの乳製品があり、その中にミルクジャムもあります。ミルクジャムはミルクと砂糖を煮つめて作ったものなのでコクがあります。モン・サン・ミシェルと書いてあるシードルを見つけたので、旅行の記念に買いました。早く飲みたいな～

カマンベール村のフロマージュ・デュランで買ったカマンベールとフロマージュフレです。いつも食べているカマンベールより味が濃厚で中はとろ～としていて、とってもおいし～。フロマージュフレはヨーグルトのような味なので、ジャムやはちみつを入れて食べました。

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ホテルで朝食を取ってから、チェックアウトをしてジヴェルニーに向かいました。ジヴェルニーに入るとクロード・モネの家の案内看板が出ているので行きやすかったです。駐車場（モネの家の駐車場なのに無料でした）に車を止めて、クロード・モネの家の中に入りました。チケットは家のみ、庭園のみ、家と庭園セットの3種類のチケットがあったので、家と庭園セットのチケットを買いました。 ■クロード・モネの家について■ 1883年、43歳のモネはこのジヴェルニーに家を借りて住み始めました。この土地が気に入ったモネは49歳のときに土地と家を買いました。その後、53歳のときには水の庭園となる道路と鉄道の間の帯状の土地、61歳のときには睡蓮の池を作る為に川沿いの土地を買います。どんどんと土地を増やしていき、絵を描く為の理想の庭園を造っていきました。モネはこの地で、理想の庭園を造ったり、おいしい物を取り寄せたり、日本の浮世絵を収集したりと好きなもので囲まれた暮らしをして、その中で数々の絵を発表していきました。モネが作り上げた庭園と家は、現在のように復元されて一般公開されています。

チケット売り場から中に入っていくと、お土産ショップがあります。特に欲しいものがなかったので花の庭園へ行きました。目に飛び込んできたのは、たくさんの緑でした。8月下旬になるとそれほど花はないようです。でも、いろんな種類のお花があるので、お花を1つずつ見ていくのが楽しかったです。庭園にはたくさんの小道があって、ここをモネが歩いていたと思うと不思議な感じがします。今の時期だったら、モネはどんな絵を描いたのだろう？と想像するのも楽しかったです。

ノルマンディー地方らしく、りんごの木が庭園にあったのですが、普通のりんごの木とはちょっと違うのです。なんと横に伸びるように添え木がしてあるのです。こんな風に横に伸びていくりんごの木は初めてみました。まだ小さいけどりんごが生ってました。

花の庭園にはたくさんのお花や実があったので、写真もたくさん撮りました。朝顔、ひまわり、ダリア、つりがね草などいろいろなお花があったり、不思議な実もありました。上の写真の真ん中下にあるピンクのお花は、右下にある実がなるのです。さやいんげんみたいで不思議な実です。花の種類が多いから、庭をじっくり観察するのもいいかもしれません。

花の庭園から地下道をくぐりぬけます。水の庭園は道路の向こう側にあるので、道路の下を通って行くのです。水の庭園には川が流れ、睡蓮の池があったり、日本的な太鼓橋までありました。

上の写真が睡蓮の池です。5、6月が睡蓮の花の見ごろとガイドブックに書いてあってので、8月下旬では睡蓮の花は見られないと思っていたのです。睡蓮の池に行ってみると、睡蓮の花が咲いていたのです。花が咲いているところは見られないと思っていたから、花を見たときは感動しました。黄色、ピンク、白の花が咲いていて、とってもきれいでした。モネが考えた日本庭園なので、本当の日本庭園のようにはなっていないけれど、睡蓮、柳の木、藤の花（もう実が生ってました）、お太鼓橋まであって、モネは本当に日本が好きだったのですね。モネの絵には、この睡蓮の池がたくさん描かれています。これだけ広い庭なら、絵の題材になるところがいっぱいありますよね。絵を描くのが得意だったら、スケッチしてみたいけど、絵が下手で描けないから、その代わりに写真をたくさん撮りました。この睡蓮の池はずっと眺めていてもあきません。見る場所や時間によって雰囲気が変わるからかな？
次はクロード・モネの家に行きました。家の中は撮影禁止なので写真はありません。家の中は、どの部屋にもたくさんの浮世絵が飾ってありました。日本でも有名な葛飾北斎、歌川広重、歌麿などの浮世絵がたくさんあってびっくり。こんなにたくさんの浮世絵を見たのは初めてだったので、じっくりと見ました。浮世絵に影響されて、モネの作品が出来上がったと思うと、なんだかうれしくなります。
1階のアトリエに飾ってあるモネの絵はすべて他の美術館にあるので、コピーしたものが展示されてありました。コピーしたものでもきれいだったから、本物はとても素敵な作品なのでしょう。まだ本物は見たことがなから、一度じっくり見てみたいな～ダイニングはすべて黄色に統一されていて華やかな感じでした。キッチンはブルーで統一してあって、鍋は全部銅製でした。モネはいろんなところにこだわっていたことがわかりました。好きなものに囲まれて暮らせるなんてうらやましいです。私も好きなものに囲まれて暮らしてみたいな～。

クロード・モネの家の2階から撮った写真です。 2階からだと庭が見渡せるので、この窓からモネも庭を眺めたのでしょう。真っ赤なゼラニウムがたくさん咲いていて、とってもきれい。庭があったらたくさんのゼラニウムを育ててみたいけど、今は庭がないから、鉢植えでがんばってみようかな～。

クロード・モネの家を見られて満足して外に出ると、通りの名前がクロード・モネ通りになっていました。モネの名前が通り名になってしまうなんてすごい。さすがモネですね。旅行中、ずっと食べられなかったクレープをやっと食べることができました。クロード・モネの家から歩いて1分のところにホテルがあり、そこにレストランがあったので入ってみました。クレープがメニューにあったので、二人ともノルマンディークレープを注文しました。チーズ、マッシュルーム、ハム、目玉焼きなどが入ったものです。そば粉のクレープの上に具を乗せて、折りたたんであります。見た目は薄いのに、全部食べるとお腹がいっぱいになるから不思議。今回の旅行は3泊4日だったけど、意外にいろんなところに行けたのでとっても満足できました。フランスにはまだ行ったことがないところがたくさんあるから、また行きたいな～。
今回買ったもの

モン・サン・ミシェルにあるラ・メール・プラールのガレットです。4種類入りの缶にしました。いろんな味が楽しめそうと思って買ってみました。右上の写真はエミール・アンリのグラタン皿です。 2人分なので便利です。

デュラレックスのガラスのボウルを買いました。ヨーグルトやアイスを入れるのに便利そう。スーパーで買ったお菓子、ジャム、スープなどです。フランスのスーパーはいろんなものが売っていて、ついついたくさん買ってしまいます。

オンフルールのマルシェで買ったりんごジュースです。りんごの味が濃くておいし～。ノルマンディー地方はたくさんの乳製品があり、その中にミルクジャムもあります。ミルクジャムはミルクと砂糖を煮つめて作ったものなのでコクがあります。モン・サン・ミシェルと書いてあるシードルを見つけたので、旅行の記念に買いました。早く飲みたいな～

カマンベール村のフロマージュ・デュランで買ったカマンベールとフロマージュフレです。いつも食べているカマンベールより味が濃厚で中はとろ～としていて、とってもおいし～。フロマージュフレはヨーグルトのような味なので、ジャムやはちみつを入れて食べました。