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街道の街へ
プティット・フランス

2日目
6 March, 2004

この日は、オベルネからStrasbourg(ストラスブール)まで行きました。

ストラスブールは、ドイツ語で”街道の街”という意味です。
ヨーロッパ議会が置かれているので、国際都市になっています。

北から行くと、アルザス・ワイン街道の始まりの場所になるマルレンアイムにも行ってきました。 あいにくの曇り空だったので、寒かったけど観光もしました。




教会 8時ごろに起きて、ホテルの朝食を食べに行きました。
パンのかごにはクロワッサン、パン・オ・ショコラなどの他にクグロフが薄切りになって置いてありました。

クグロフを食べてみたらケーキというよりパンのような感触でした。
その他シリアル、ハム、ヨーグルト、フルーツとシンプルな朝食だったけどおいしかった♪

お腹もいっぱいになったので、オベルネを観光することにしました。前の日は、夜に着いて観光ができなかったのでチェックアウトする前にちょこっと観光をしました。 左の写真は教会です。
マルシェ広場&城壁
左上の写真はマルシェ広場から撮ってみました。左の端っこに写っている4F建ての白い建物は、今回泊まったホテルです。 小さなホテルなのに、泊まっている人が多いのでびっくりです。
対応もよかったし、オベルネの町の真ん中でアルザスらしいかわいい建物だからかな?
右上の写真は、城壁の跡です。昔は壁で町を囲んで守っていたのですね。

ホテルをチェックアウトして、この日もアルザス・ワイン街道を北上して行きました。
看板がところどころあるので迷わずに走れました。
途中、工事をしているところがあって迂回をしなくてはいけなかったのですが、迂回路がなぜか高速を乗らなくてはいけないのです。

コの字型の迂回路でかなりの距離を走ったけど、無地に次の村に戻って来れました。
街道沿いには小さな村があるので、村の中を車で走って見学しました。 途中で大きなスーパーのCoraがあったので買い物をしました。スーパーはいろんなものが売っているから楽しい♪
ワイン街道の看板&ぶどう畑
アルザス・ワイン街道を走って、北のマルレンアイムに到着しました。 Aire de la Porte de la Route des Vins(ワイン街道の門の前)300mと書いてある看板があったので行ってみました。

すると、右上の写真のようなワイン街道の地図看板がありました。 コルマールからマルレンアイムまでの通ってきた道を確認して、この道を通ってきたんだと思うとうれしくなりました。
この場所は、地図看板があったり、ぶどう畑があったり、樽があったりとワインに関するものがありました。
ぶどう畑の壁
ぶどう畑のところにあった壁にはアルザス・ワイン街道沿いの町や村の名前のレンガがあったので、コルマール、リクヴィル、リボーヴィレのレンガの写真を撮っておきました(上の写真)

ここでアルザス・ワイン街道は終わってしまったので、次の目的地、ストラスブールへ向かいました。
お昼頃、ストラスブールに到着したので、まずはホテルに行ってみました。
駅前にあるホテルで外観も部屋も普通のところでした。チェックインできるというので、部屋に荷物を置いてから観光しました。

お腹が空いたので、カフェを探したけどいいところがなかったので、お手軽にトルコ料理のケバブを食べることにしました。
ケバブは、牛、鶏、羊の中からケバブ肉(もちろん豚肉はありません)を選び、サラダと一緒にパンやピタパンにはさんだものです。ソースはケチャップ、マヨネーズなどから選べます。
チキンケバブを注文しました。ケバブはやっぱりおいしい♪
プティット・フランス1
ストラスブールのグラン・ディル(ユネスコ世界遺産1988年登録)

まずは、Petite France(プティット・フランス)に行きました。 イル川が4つに分かれる地域がプティット・フランスと呼ばれています。
アルザスらしい木骨組みの建物が並んでいて、とてもかわいい♪
プティット・フランス2
コルマールのプティット・ヴニーズはカラフルな建物だったけど、こちらはホワイトの壁が多いので落ち着いた感じがします。 右上の写真は、運河沿いのレストランです。
テーブルが運河に面しているので、いい雰囲気で食事ができそう。

お土産屋さん、雑貨屋さんなどもあるので、のんびりと歩きながらお店を見て行きました。 ふくろうの置物が売っているお店があったので、中に入ってみました。私の母はふくろうグッズが好きなので、小さな置物を一つ買いました。
ノートル・ダム大聖堂&バラ窓
次は、ノートル・ダム大聖堂に行きました。142mもある塔は街のどこからでも見えます。
残念ながら塔は修復中で足場があり見えなくなってました。大聖堂は、砂岩でできているので壁の色が黒っぽい茶色をしていて重々しい雰囲気です。
中に入ってみるとバラ窓があり、すっきりとしたデザインなのできれいです。
天文時計&天使の柱
ここには大きな天文時計があります。12:30に仕掛けが動くということだったけど、大聖堂の中に入ったのは16時頃なので見られませんでした。
16時に上の段の人形が動いて鐘がなっただけで、下の段の仕掛けは動きませんでした。見たかったな〜
近くには最後の審判が描かれた天使の柱がありました。柱のまわりに天使の彫像が飾られていました。

その後は、近くにたくさんお店があるので、のんびり歩きながらウィンドウショッピングをしました。 おいしそうなクグロフやケーキがあるお店、フォアグラのお店、洋服屋さん、お土産屋さんなどを見て行きました。いろんなお店があるので、見ているだけでも楽しいです。
ギャルリー・ラファイエットがあったので、お店の中に入ってキッチンクロスだけ買いました。

この日のレストランを決めよう思って、いろんなレストランを歩いて探しました。
本当はミシュランの星があるレストランで食べたかったけど、スーツやワンピースを持ってくるのを忘れたのです。 アルザスにはミシュランの星があるレストランがたくさんあるので楽しみにしていたのに…

実は、この日は私たちの結婚記念日だったので素敵なレストランで食事をするのを楽しみにしていたのです。
でも、プティット・フランスで、かわいらしいアルザス料理のレストランを見つけたので入ってみることにしました。
ル・ベックオフ・ダルザス
Le Baeckeoffe d'Alsace(ル・ベックオフ・ダルザス)というお店です。(上の写真)
名前の通り、ベックオフをメインとしたアルザス伝統料理のお店です。 お店の中は、アルザスの町並みが壁に描かれていたり、コウノトリの置物、アンジグッズ、ベックオフの陶器やクグロフの型などが飾ってあって、アルザスらしいお店でした。

メニューは、フランス語、ドイツ語、英語が書いてあるのでわかりやすいです。
アペリティフはMuscat(ミュスカ)にしてみました。フルーティーでおいしかったです。
フォアグラ、エスカルゴ、鴨のベックオフ、鶏ももロースト、ワインはGewurztraminer(ゲヴュルツトラミネール)を注文しました。

アルザス産のフォアグラはペリゴール産よりあっさりとした味でした。エスカルゴはガーリックがきいていておいしい。 鴨のベックオフは、鴨肉がとっても柔らかく、フォークで触るだけで骨から肉がとれました。
専用の陶器に入っているので、いつまでも熱々なのがうれしい。鶏ももローストも肉が柔らかくっておいしい。
伝統的なアルザス料理を食べられて幸せでした。ベックオフはいろんな種類があるから、また食べたいな〜
プティット・フランス(夜) ノートル・ダム大聖堂(夜)
ストラスブール駅(夜) ホテルに帰るときに、寄り道をしてちょこっと観光をしました。
ライトアップされていて、夜の街もきれい。


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