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アルザス・ワイン街道
プティット・ヴニーズ

5-7 March, 2004

フランスの北東にあるアルザス地方に行ってきました。

ここは白ワインが有名なところで、北はMarlenheim(マルレンアイム)から、南はThann(タン)までの約170kmのアルザス・ワイン街道があります。

街道沿いには、木骨組みの建物が並ぶ小さな町があったり、ぶどう畑が続いていたりと、のどかな風景が楽しめました。

夏のワイン祭りがある時期は、観光客でいっぱいになるそうですが、この時期はオフシーズンなので、のんびりと過ごすことができました。

1日目 白ワインを求めて
2日目 街道の街へ
3日目 ストラスブールを観光




白ワインを求めて
プティット・ヴニーズ

1日目
5 March, 2004

アルザス・ワイン街道の中間に位置するColmar(コルマール)から街道を北上して、この日はObernai(オベルネ)まで行きました。

街道沿いには、いたるところにカーヴの看板があり、どこでワインを買おうか悩んでしまうほどでした。

途中で雪や雨が降ってきて寒かったけど、観光、ドライブ、白ワインの試飲や買い物など、1日のうちにいろんなことができて充実した1日でした。




アルザス・ワイン街道を車で走ってみたかったので、今回の旅は車で行きました。
飛行機や電車で行くと時間を気にしてしまうけれど、車なら寄り道ができたり、いつでも休憩できるから便利です。 一番便利なのは、荷物の量を気にしなくていいことで、買ったものをすべて車のトランクに詰め込んでしまえばOK。ワインをたくさん買っても大丈夫なのです(^-^)

まずは最初の目的地、コルマールを目指しました。 家で朝食を取っている時間がもったいないので、おにぎりを作って持って行きました。 車の中でおにぎりを食べるとピクニック気分で楽しいしおいしい♪

高速を運転していると(私は助手席に座っているだけ)ルクセンブルクが途中にあります。
ルクセンブルグはガソリンが安いので、ルクセンブルグに入ってからガソリンを入れました。

フランスに入ると、高速道路で有料のところがありました。 ヨーロッパの高速道路はほとんど無料なので、有料だと「なんで無料じゃないんだろう?」と思ってしまいます。
途中で何度か休憩をしてお昼頃にコルマールに着きました。
コルマールの街並み
アルザス地方はドイツと国境を接しているところで、ドイツ領になったりフランス領になったりと、歴史に振り回されていたところなのです。 その為、文化、風習、街並みなどドイツの影響を強く受けています。

コルマールに着くと、水色、クリーム色、ピンク、黄緑…ときれいなパステルカラーの建物や上の写真のように木骨組の建物もありました。 まるでおとぎの国にいるような感じで、かわいい街並みでした。

まずは、コルマールの地図をもらおうと思ってインフォメーションに行ったら、お昼休みで閉まってました(涙)
フランスはお昼休みを取るお店が多く、特に地方だとしっかりお昼休みを取るのです。
でもインフォメーションまでも休みを取るとは…オフシーズンだから仕方がないのかな?

仕方がないので、ガイドブックに載っている小さな地図を見ながら観光をしました。
まずはMaison des Tetes(頭の家)を見に行くことにしました。
歩いていると雪が降ってきて、そのうち雨になりました。傘を持ってきてなかったので、コートに付いているフードをかぶってその場をしのぎました。 途中で雨がやんだので一安心です。

道を歩いていたら、左下の写真のようなかわいい看板がありました。
この街の看板は鳥、人、食べ物などかわいいモチーフが付いていて、周りはツタがからまったような細工になっていて細かい作りになっています。
この看板のお店は鍋や家電が売っているお店でした。看板で何屋さんかわかるようになっているのですね。
看板 頭の家
メニューの絵&頭の彫刻
小さな地図をみながら頭の家を探したのですが、なかなか見つからず同じところをぐるぐると回ってました。
ぶどうが付いた看板(右下の写真)を見つけて「この看板かわいいね」と旦那様と話しながら通り過ぎていて、もう一度同じ道を通ったときにぶどうの看板をよく見たら頭の家だったのです。やっぱり小さな地図だと場所がわかりにくいです。

建物を見ると、いろんな表情をした頭の彫刻がたくさん飾ってありました。 頭の家という名前の由来は、頭の彫刻がたくさん飾ってあるからだそうです。
17世紀の建物で、昔はワイン取引所として使われていたところです。
現在は、ホテルとレストランになっています。

レストランの前にあったメニュー(左上の写真)を見ると、頭の彫刻の絵が描かれていました。
ということは、この頭の彫刻も建物のどこかに飾ってあるということです。

1つずつ頭の彫刻を見ていくと…見つけました!1階の一番左にその頭の彫刻がありました。うれしくて思わず写真を撮ってしまいました(真ん中上の写真)
頭の家の看板
お昼を過ぎてお腹がすいてきたので、食べるところを探していると、サロン・ド・テがたくさんあることに気がつきました。 コルマールはサロン・ド・テが多く、おいしそうなケーキやチョコレートがお店の中に並んでいました。

お昼からケーキと紅茶もいいかな?と思ったけど、やっぱり食事をしたいと思って、食事の種類が多いサロン・ド・テを選びました。 キッシュ・ロレーヌとトリテリーニを注文しました。
キッシュ・ロネーヌは、クリーミーでふわっとしていておいしかったです。

トリテリーニはミニギョウザ風の形をしていて、ラヴィオリのように詰め物がしてあるものです。
ゆでたものにホワイトソースとチーズをかけてオーブンで焼いたものでした。熱々で体が温まりました。 量が多くてお腹がいっぱいになったので、ケーキは食べられませんでした。残念。

お腹もいっぱいになって体も温まったので、また観光を始めました。
食事をしている間、どしゃぶりの雨になっていて心配していたけれど、お店の外に出てみたら雨がほとんど止んでいたので安心しました。 日ごろの行いが良いからかしら?

インフォメーションに行ったら、お昼休みも終わって開いていたので地図をもらいました。
大きな地図だから場所がわかりやすいです。
その他、アルザス地方の地図やパンフをもらいました。インフォメーションは観光客にとって便利なところです。
コルマールの街並み&サン・マルタン大聖堂
コルマールで一番楽しみにしていたPetite Venise(プティット・ヴニーズ)を見に行くことにしました。
歩いている途中の街並み(左上の写真)は昔のままの風景で素敵です。
右上の写真はサン・マルタン大聖堂です。塔の部分が高いので目印になります。
プティット・ヴニーズ
船 運河沿いを歩いていくとプティット・ヴニーズに到着しました。
運河沿いにパステルカラーの木骨組みの建物が並んでいて、とってもかわいい♪

かわいすぎて「かわいいね〜!かわいいね〜!」を一人で連発してました。
おとぎの国に迷い込んだような感じがして歩いているだけでもうれしくなりました。
左上の写真は、オフシーズンの為、陸に上げられた木の船です。 暖かくなったら、この船に乗って運河クルーズができるみたいです。かわいい建物を運河から眺めるもの楽しそう。
運河沿いには雑貨屋さん、お土産屋さん、レストランやカフェがあるので、買い物をした後にのんびりお茶というのもいいかも。
2泊3日の旅じゃなくて1週間ぐらいの旅だったら、この街に2、3日滞在してのんびりするものいいですね。
でも、冬ではなく夏のワイン祭りの時の方が楽しいかも。
かわいい街並みを見てうれしくなって歩いていたら、右の写真のようなパン&ケーキ屋さんを見つけました。
看板がかわいいので写真を撮ってしまいました。

アルザス地方のお菓子クグロフが並んでいて、またまたかわいい。
クグロフは、シフォンケーキの型に近いもので焼かれたパンのようなケーキで、レーズンやアーモンドがたくさん入っています。
パン&ケーキ屋さんの看板
歩いていると、サン・マルタン大聖堂の屋根の上にコウノトリの巣があることに気が付きました。
鉄の丸いお皿のようなものが作ってあって、そこに枝がのっているのが見えました。

巣があるということは、ここにもコウノトリがくるのかな?と期待していたけれど見られませんでした。
アルザス地方は、野生のコウノトリが生息するところなので、お土産屋さんに行くと、必ずコウノトリグッズが売ってました。
コウノトリの巣
コウノトリを見たいと思ったけど、この街では見られそうもないので、次の町に期待しよっと。
コウノトリの巣があるサン・マルタン大聖堂の屋根を見ると、斜めの格子状になっている装飾瓦の屋根できれい。いろんなところでこの屋根を見かけました。
アンジの像 車をラップ広場の下にある地下駐車場に停めたので、そこまで戻ってきました。
するとHansi(アンジ)の像がありました。
お土産屋さんに行くとポストカード、タオルなどいろんなアンジグッズが売っていたので気になっていたのです。

アンジさんは、コルマール出身のアルザスの伝統的な風俗を描いた画家です。
Riquewihr(リクヴィル)にはアンジ美術館があるので、時間があったら行ってみたいな。
ワイン街道の看板&ぶどう畑
次の目的地、リクヴィルへ車で向かいます。 コルマールの街中の地図は持っていたけれど、そこから先の地図がないので、とりあえず北へ向かって走りました。

一方通行や右折、左折禁止だったりと、街中から出るのが大変で、同じ道を何度も通ってしまいました。
なんとか街中から出られて、北へ向かっているとRoute Des Vins D'Alsace(アルザス・ワイン街道)の看板を発見! 看板の矢印の方向へ走って行くと、ぶどう畑が見えてきました。
車を止めて、ぶどう畑を見てみることにしました。
ぶどう畑
3月だとまだ葉っぱはなく、ぶどうの枝は剪定されて、ワイヤーに固定されてました。
ここで作られたぶどうがワインになることを想像して、ぶどうの木からワインがなっているところを想像してしまう私って怪しいかな?

どこまでも続くぶどう畑の風景を見ているとアルザス・ワイン街道を通っていることが実感できてうれしくなりました。 近くでは、おじさんがぶどう畑で作業をしてました。これだけたくさんあるぶどう畑で作業をするのは大変そう。 おいしいワインを造る為に、一年中作業をしてぶどうを育てているおじさんに感謝です。
リクヴィルの町並み
リクヴィルに到着しました。 駐車場に車を停めてから歩いていると、左上の写真のような細い道がありました。
石畳の細い道沿いには、カラフルな建物が並んでいてかわいい。
大通りに出てみると、オフシーズンにもかかわらずけっこう観光客がいました。

小さな村だけど、有名なカーヴがあったり、アンジ美術館があったりするからなのかな?
大通り沿いには、レストラン、カーヴ、クリスマスのショップなどいろいろあって見ているだけでも楽しかったです。 ウィンドウを見ていると、たまごやうさぎのイースターの飾りつけをしてあるお店もあって春らしくなってきたなと思いました。
レストラン&コウノトリの看板
インフォメーションに行って、カーヴの情報を教えてもらったけど、たくさんあってどこにしようか迷ってしまう。
ここでしか手に入らないものを買いたいと思っていたので、いろんなお店を見てみたけど、たくさんの種類があるのでやっぱり決められず。 仕方がないので、ラベルを見て選んでみることにしました。
右上の写真の看板はコウノトリが付いていたので、見られるか期待していたけれど、この村でもコウノトリは見られませんでした。どこに行ったら見られるのかな?
アンジ美術館
大通り沿いにあるアンジ美術館です。時間があれば入ってみたかったのですが、まだ行きたい村があったので写真だけを撮ってみました。
右上の写真の女の子は民族衣装を着てアルザスワイン、クグロフ、ベックオフの陶器を持っています。 素朴な感じがして私は好きです。
Domaine Baumann リクヴィルで作られているワインで、ラベルが変わっているものを選びました。
Riesling(リースリング)、 Tokay Pinot Gris(トケイ・ピノ・グリ)、 Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミネール)の3本セットになったものを買いました。

セットのものを買ったので試飲はできませんでした。
1本ずつ買えばよかったかな?
アルザスワインは、ぶとうの品種がラベルに書かれているので、好みの味を見つけやすいです。ワインのお話は3日目に書きますね。
コウノトリ
リクヴィルの村をあとにして次の目的地、Ribeauville(リボーヴィレ)へ向かいました。 村に向かう途中にもたくさんのカーヴがあり、気になったけれど、とりあえず村に行きました。
駐車場に車を停めて、歩きながら村を見ていると、屋根にはたくさんのコウノトリの巣がありました。 見るとコウノトリが巣の中にいるではありませんか!興奮して見ていたら、どこからかコウノトリが飛んできて、私たちの5mぐらい前の芝生に降り立ちました。

もう、大興奮で「コウノトリだ〜!」と叫んでしまいました。初めて見たコウノトリ。 意外に大きくて1m以上もあってびっくり。コウノトリは赤ちゃんを運んでくると言われているから、私たちのところにも赤ちゃんを運んできてくるのかしら?

ガイドブックに野生のコウノトリが生息する村と書いてあったので、見られるかもしれないと期待していたら、本当にコウノトリを見られて大満足です。
16時過ぎに村に着いたら人がほとんどいなくて、お店が閉まっているのかもしれないと心配したけれど、お店は開いてました。
この村も木骨組みの建物が並んでいてかわいい。

カーヴを探していたら、お店の前に樽やワインの瓶が置いてあるところを見つけました。
窓越しにカーヴの中を見てみると、電気もついてないし、人の気配もない。もう終わってしまったのかな?と思ったけど旦那様はドアに手をかけてみました。
リボーヴィレの町並み
鍵はかかってなくてドアは開いてしまった。やってないカーヴの中に勝手に入るものいけないしと思い、そのままドアを閉めた。
すると、カーヴの奥からおじさんが出てきました。そのおじさんは、奥にあった机のところで作業をしていたので、私たちには見えなかっただけでずっとカーヴの中にいたようです。
カーヴの中に入り、どのワインにするかを選び、Muscat(ミュスカ)を買うことにしました。

「このワインを下さい」と言うと、「試飲する?」と聞かれたので、もちろん試飲をしました。
アルザスのMuscat(ミュスカ)は非常に辛口でフルーティーなのに、ここのワインはやや甘口でフルーティーでおいしい。 アンジの絵がラベルに描かれてかわいいので2本買いました。
Metz Freres
さっそくカーヴの中に入りました。カウンタにおばさんが1人だけいました。このカーヴの中はたくさんの種類のワインが並んでいたので、どれにしようか迷いました。
Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミネール)とMuscat(ミュスカ)を買うことにしました。
カウンタにメニューがあるので、メニューに載っているものをおばさんに頼むと、試飲させてくれます。

試飲なのに、グラスの半分以上も入れてくれたのでびっくり。試飲の量じゃなくて、グラスワインを頼んだ時の量なのです。
旦那様は運転するので、ちょこっとだけ飲んで後は私が全部飲み干しました。
2種類の試飲だからグラス2杯を飲んだから酔っ払いそうになりました。
Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミネール)は香りがよくフルーティーなので、私はアルザスワインの中で一番好きです。
Muscat(ミュスカ)はMetz Freresのように甘くなく、辛口でフルーティーでした。旦那様はMetz Freresの方が好きみたいです。

ここのワインはとてもおいしいので、A.O.C Alsace Grand Cru(A.O.C アルザスグラン・クリュ)のものを買うことにしました。
アルザスの代表的なRiesling(リースリング)にしました。お高いワインは残念ながら試飲はさせてくれませんでした。 好みのワインが買えたし、コウノトリも見られたのでリボーヴィレが大好きになりました。
Bernard Schwach
本当は、この村に泊まりたかったのですが、2週間前に旦那様がホテルに電話をしたら、3月は休業していますと言われたのです。
ここに泊まれば、朝はコウノトリの鳴き声で起きられるかも?と期待していたのに・・・仕方なく今回はObernai(オベルネ)にしました。

だんだんと暗くなってきたので、リボーヴィレをあとにしてオベルネへ向かいました。
アルザス・ワイン街道は、暗くなるとちょっと怖い道です。道幅も狭いし、道はくねくねしたり、山道を登ったり下りたりするし、ぶどう畑のところは電灯もないから真っ暗なのです。
オベルネにたどり着いたときはすでに夜になってました。ホテルにチェックインして部屋に行きました。 部屋の写真は撮り忘れたけど、こじんまりしてかわいらしい作りでした。

お腹が空いたので、ホテルの近くのアルザス料理のレストランのLa Halle aux Blesへ。
お店の中は50人ぐらい入れる広さで、赤のチェックのテーブルクロスがかわいいです。
英語のメニューはなくて、フランス語とドイツ語だけ。 ワインはMuscat(ミュスカ)、ソーセージのサラダ、クリームスープ、鶏肉ベックオフ、豚のローストを注文しました。

ソーセージのサラダは、魚肉ソーセージのような味でさっぱりしたものに、エメンタールチーズがかかっていて、ボリュームがありました。
鶏肉ベックオフは、白ワインに漬け込んだ肉、じゃがいも、人参、玉ねぎをベックオフ専用の陶器に入れてオーブンで焼いたものです。

鶏肉が柔らかくなっているし、専用の陶器に入っているから暖かい料理が食べられてうれしい。じゃがいももほくほくしていておいしかったです。
豚のローストは肉が柔らかくておいしい♪添えてあったポテトにマンステールチーズがかかっていて、これもおいしかったです。
ここのお店の料理は素朴だけど、味はおいしかったです。お腹がいっぱいになって幸せ。
今日はたくさん歩いたので、ホテルに帰って早めに寝ました。


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