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ウィーン
シェーンブルン宮殿&ザッハートルテ&ミヒャエル門&モーツアルト記念碑

15-19 August, 2008

オーストリアの首都、ウィーンに行ってきました。 シェーンブルン宮殿の豪華な宮殿を見たり、広い庭園をのんびり歩いたり、敷地内にあるシェーンブルン動物園にも行ってきました。
ガイドツアーで国立オペラ座の見学をしたり、ベルヴェデーレ宮殿でグスタフ・クリムトの接吻を観たりと芸術も楽しんできました。
カフェ巡りをしてザッハートルテの食べ比べもしてきましたよ。


 1日目 ウィーンへ
 2日目 シェーンブルン宮殿
 3日目 芸術を堪能
 4日目 ホーフブルク王宮
 5日目 シェーンブルン動物園




ウィーンへ
モーツアルト記念碑

1日目
15 August, 2008

1日目は国立オペラ座モーツアルト記念碑王宮などを散策しました。

ウィーンに来たので、ザッハートルテや巨大なウィンナー・シュニッツェルを食べました。



1日を有効に使おうと思って朝のフライトにしたので、早起きをして5時頃の地下鉄に乗って、5時半頃にヒースロー空港ターミナル5に着きました。 ミラノ旅行の行きの飛行機で辛い思いをしたというのに懲りずにBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)にしたら、機体はまたエアバスです(涙)
ミラノからの帰りの飛行機では、息子は泣き叫ぶことなくおとなしくしていたから、それを期待していました。
ターミナル5
空港に着いて飛行機が見えた途端、息子は大興奮! 知っている飛行機があると「び〜え(BA)、あったね〜。け〜える(KLM)、ば〜じん(ヴァージン)、ひこうっひこうっ(飛行機)、の〜の〜(ノースウエスト)」など、とにかくずっとしゃべりっぱなしでした。

飛行機が見えるカフェで朝食を食べてから、飛行機をまた見に行きました。 「今日は、BAに乗るよ」と言うと「び〜え、のるの?」と聞いてくるから、「乗るよ」と言うと、うれしそうにしていました。 飛行機に乗るとわかっても怖がらないから、今回は大丈夫かな?
BAの飛行機 飛行機に乗ったらすぐ窓を閉めて、外が見えないようにしたら、離陸時に怖がらずホッとしました。

飛行機の中では普通に過ごしていたし、着陸の時も大丈夫でした。 やっぱりミラノ行きのあの飛行機がダメだったのかも。

7時半頃に離陸して、オーストリア時間の10時半過ぎにウィーン空港に到着しました。
イギリスとオーストリアは時差が1時間あります。

飛行機から出ると暑い。 ロンドンは肌寒かったから、余計暑く感じるのかも。
まずはインフォメーションに行って、ウィーンカードを買いました(18.50ユーロ)

ウィーンカードは地下鉄、バス、トラムの72時間乗り放題パス、観光名所のチケットやお店で割引になる特典が付いてくるので、旅行者にとって便利なカードです。
ウィーンカード
エアポートバスのチケット エアポートバスのチケットも一緒に買ったのですが、ウィーンカードの割引が適用されて6ユーロが5ユーロになりました。

エアポートバスでウィーン西駅に行って、そこから地下鉄に乗ってホテルに行きました。
荷物を置いて、少し休憩してから出かけました。

まずは昼食を食べようと思い、市庁舎前広場に行きました。
市庁舎前広場
ウィーン歴史地区(ユネスコ世界遺産2001年登録)

ちょうど音楽映画フェスティバルが開催されているので、市庁舎前にスクリーンが設置されていました。
日没後に上映されるから、まだ映画は観られないのですが、広場には昼間から屋台が出て世界各国の料理が食べられるようになっていました。 日本の鉄板焼きの屋台もありましたよ。
いろんな屋台があってどれにしようか迷ったけど、旦那様は中華の焼きうどん、私はトルティーヤのお皿に入ったチキンサラダにしました。

晴れていて暑かったから、ビールも一緒に注文しちゃいました。

息子は昼食を食べたら、眠くなりあっという間に寝ちゃいました。 早起きしたから眠かったみたい。

息子が寝ているから、ゆっくり食事ができました。
まだ寝ているので、近くを見ることにしました。
チキンサラダ
ブルク劇場&名所・史跡の旗
市庁舎前広場の目の前にあるのはブルク劇場です。 ヨーロッパで最も美しい劇場と言われているだけあって素敵な建物です。 予約をしないと内部見学はできないので見学しなかったのですが、クリムトが描いた天井画がとても美しいそうです。

ブルク劇場には、右上の写真のような紅白の旗がついていました。 これは、名所や史跡の場所についている旗です。 旗が目印になるので、わかりやすいです。
ブルク劇場の隣にはフォルクス庭園があるので、お花を見ながらのんびりと散歩をしました。 たくさんのバラが咲いているから癒されます。
新王宮&カール大公騎馬像
散歩をしていたら新王宮が見えてきたので行ってみました。 英雄広場には、ナポレオン軍を倒したカール大公騎馬像がありました。 写真を撮っていたら息子が起きたので、一緒に記念写真を撮りました。
マリア・テレジア像 次はマリア・テレジア広場に行きました。
この広場にはマリア・テレジア像があるので写真を撮っておきました。

他にも美術史博物館自然史博物館があったけど、外から見ただけでした。

だんだんと雲行きが怪しくなってきたので、急いで次のところに行きました。
モーツアルト記念碑
次は王宮庭園に行きました。 王宮庭園には、モーツアルト記念碑とト音記号の花壇があるので写真を撮りました。 ウィーンらしい写真が撮れてうれしい♪
写真を撮っていたら、雨がぽつりっと降ってきたので空を見ると、真っ黒な雲が近づいてきました。
急いで屋根のあるところに避難しました。

最初は小降りだったのに、途中から強風と激しい雨が降ってきてびっくりしました。 風が吹いてくる方向にちょうど壁があるところに避難していたから、まったく濡れずに済んだけど、バス停で雨宿りをしていた人は、全身びしょ濡れになっていました。 危なかった〜 雨は10分ぐらいで止んだので、写真を撮りながら歩きました。
歩いていたらウィーン国立歌劇場があったので、写真を撮りました。
ガイドツアーで内部見学できるので、日本語ガイドツアーの時間確認をしておきました。

その後は、近くにあるホテル・ザッハーに行きました。
ウィーン国立歌劇場
ホテル・ザッハー
今回の旅の目的でもあった、ザッハートルテの食べ比べとカフェ巡りの第一弾として、まずは有名なホテル・ザッハーカフェ・ザッハーに行きました。 15人ぐらい並んでいたけど、少し待っただけで中に入れました。

Cafe Sacher(カフェ・ザッハー)
住所:Philharmonikerstrasse 4, A-1010 Wien
TEL:+43-(0)1-51456661

カフェ・ザッハー&メニュー
バギーはテーブルのところには置けないと言われたので、小部屋に置いてもらい、席に案内してもらいました。 ソファー席に案内してもらい、ハイチェアーを用意してくれるから、子連れでもゆっくりくつろぐことができるのがうれしい。 お店の中は豪華だけど、落ち着いた雰囲気があるからくつろげます。
メニューは楽譜のようになっているのがおもしろい。

カフェ・ザッハーに来たのだから、ザッハートルテを注文して、飲み物はメランジェとアイスカフェにしました。
メランジェは、コーヒーに温かいミルクを加え、ミルクの泡を上にのせたものです。 アイスカフェは、冷たいコーヒーにバニラアイスと生クリームがのっているもです。
ザッハートルテ ザッハートルテが運ばれてきました♪
ザッハートルテは甘いイメージがあって、全部食べられるか心配していたけど、その心配は無用でした。

ザッハートルテに砂糖なしの甘くない生クリームが付いてくるのですが、この生クリームと一緒に食べると、ほどよい甘さになって、いくらでも食べられそうです。

家でザッハートルテを食べる時は、いつも砂糖入りの甘い生クリームで食べていたから、途中から甘すぎて飽きてしまっていたのだと、この時知りました。

次回からは、甘くない生クリームで食べてみようと思います。

息子が食べたそうにしていたので、スポンジ部分だけを食べさせたら、おいしかったようで、もっとくれ〜攻撃にあい、夫のザッハートルテを半分食べちゃいました。

この日は息子にとって、チョコレートデビューの日でした。 初めてのチョコレートがおいしいザッハートルテだったから、チョコレート好きになりそうで怖い。
素敵なお店でおいしいザッハートルテが食べられて、もう満足です。 もうこれで目的を達成した気分になったけど、せっかくなので食べ比べもしないと。 でも、他のお店に行って、ケーキを食べると夕食が食べられなくなるので、この日はこれで終了です。
お店の外に出ると、雨が降ったり止んだりするヨーロッパらしい天気になっていて、肌寒くなってきました。
空がどんよりしているので、写真も暗い感じになってしまいました。

ケルントナー通りにはたくさんのお店があるけど、この日は祝日だけあって、お休みのお店が多い。
シュテファン大聖堂に行ってみました。

12世紀にロマネスク様式で建造が始まったが、火災になり、14世紀になってゴシック様式で建造されました。 シュテッフルと呼ばれる南塔の高さは137mあり、寺院の塔としては世界で3番目の高さです。
シュテファン大聖堂
ピルグラムの説教壇&シュテファン大聖堂の内部
シュテファン大聖堂は開いていたので中に入りました。
中に入ると、ピルグラムの説教壇までは近づけましたが、主祭壇付近には近づけないので、遠くから見ただけでした。 ピルグラムの説教壇は、細かい彫刻が施されていてきれいです(左上の写真)
歯痛キリスト像 ガイドブックに歯痛のキリスト像のことが載っていたので、気になって見に行きました。

酔っ払った学生が、このキリスト像にいたずらをして、歯痛の天罰が下ったという言い伝えがあるから、歯痛のキリスト像と呼ばれています。
いたずらはダメですね。

他にも見どころがあったのですが、ミサが始まる時間になってしまったので見学は終わりになってしまいました。残念。

17時半になったので、今日の夕食のレストランに向かいました。
巨大なウィンナー・シュニッツェルで有名なFiglmuller(フィグルミュラー)です。
フィグルミュラー&フィグルミュラー・シュニッツェル
電話をしたら本店は8月下旬までお休みだったので、近くにあるベッカーシュトラーセ店に電話をしました。
予約は受付ていないというので、17時半頃にお店に行きました。 満席でしたが少し待ったら席が空いたのでよかった。

ハイチェアはすでに他の子が使っていたので、普通のいすに息子を座らせました。 すぐにいすから抜け出すので、旦那様と交代で抱っこしながらの食事になって、ちょっと大変。
名物のフィグルミュラー・シュニッツェルとサラダを注文しました。

Figlmuller(フィグルミュラー)
住所::Backerstrasse 6, 1010 Wien
TEL:+43-(0)1-5121760

運ばれてきたフィグルミュラー・シュニッツェルは、お皿からはみ出る大きさでびっくり!
レモンをしぼって食べると、さっぱりした味になるから、いくらでも食べられると思ったのに、実際は全部食べられず1/3ぐらい残してしまいました。

2時間前にザッハートルテを食べていたのが原因で、すぐにお腹がいっぱいになってしまったのです。 お腹が空いていたら、ぺろりっと食べられたのにな〜残念。
息子はこのシュニッツェルの1/6ぐらいは食べてくれました。

19時頃にお店を出たら、外には行列ができていたから、早い時間に行った方がよいです。 この日は早起きしたので、このままホテルに戻り、早めに寝ました。


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