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日本三景の松島へ
露天風呂からの眺め

2日目
8 October, 2004

台風が近づいていた為、曇り空になり、せっかくの松島の景色がぼんやりしてしまいました。
途中から雨が降ってきてしまったけど、なんとか観光はできました。

お風呂にも入ったし、瑞巖寺(ずいがんじ)にも行けたので、松島を楽しめました。



この日は、朝から曇り空だったのですが、日本三景の1つである松島(記念物 名勝)に行ってきました。
まずはYさん邸から近い、仙台市営地下鉄の駅に行って、途中でJR東北本線に乗り換えて松島駅に行きました。 まずは、お風呂に入ろう!ということになり、松島 一の坊(いちのぼう)に行くことにしました。

松島駅に着いてから、松島 一の坊に電話をして、日帰り入浴だけど送迎してもらえるか確認したら、快く送迎をしてくれることになりました。 サービスがよいのでうれしくなります。
ホテルのような大きな旅館のような建物で、送迎バスから降りると、スタッフの人がお出迎えしてくれて、フロントまで案内してくれました。 とってもサービスのよいところなので、今度は泊まってみたいな〜

Sちゃんが一の坊倶楽部のカードを持っていたので、半額で入浴できました。ラッキー☆
5階にある眺望の湯「五大観」という露天風呂に行ってみると、露天風呂の他に中にもお風呂があり、そこからでもガラス越しに景色が見られるようになっています。
露天風呂から見た松島湾 ちょっと寒かったけど、露天風呂まで行って写真を撮ってみました。
晴れていたら、もっと遠くまでの景色が見られるのに曇っていたので、ちょっとぼんやりした写真になってしまいました。

でも、この景色を見ながらお風呂に入るのは最高でした。 お風呂を出たところにくつろぎスペースがあり、冷たいお水やお湯が飲めるようになっているので、そこで休みました。
休みすぎて、15時近くになってしまったので、あわててロビーに行きました。 またまた送迎をお願いして、今度は瑞巖寺 五大堂(ごだいどう)(重要文化財 建造物)の近くまで送ってもらいました。
五大堂の近くには「奥の細道」と書かれた物がありました(左下の写真)

松尾芭蕉は元禄2年(1689)年5月9日、松島を訪れています。 松尾芭蕉が松島を訪れた時に、景色を見てどう思ったのだろう?と一人で考えてしまいました。すばらしい景色と思ったでしょう。
近くには、たくさんのお土産屋さんがあって気になったけど、時間が遅いので、まずは瑞巖寺に向かいました。

瑞巖寺は、天長5年(828年)に慈覚大師が開いた奥州随一の禅寺です。 現存する建物は伊達政宗が慶長9年(1604年)に造営し、慶長14年(1609年)に完成した建物です。
奥の細道&瑞巌寺の入口&総門
右上の写真は総門(宮城県 有形文化財 建造物)です。 写真が小さくて見えないけれど、扁額には「林禅海桑」と書いてあり、右から読むので「桑海禅林(そうかいぜんりん)」です。
扶桑と呼ばれる日本の海辺近くに建つ禅の寺という意味だそうです。 確かに海の近くにある寺でした(笑)
参道&庫裡
総門をくぐると長い参道があります。参道の周りにはたくさんの杉木立。緑のトンネルの中を歩いているみたいで心地よい。 受付でチケットを買って中に入りました。 まずは、庫裡(くり)(国宝 建造物)から見学です。
禅宗寺院の台所で、土間の所まで入れました。内部は撮影禁止の為、外から写真を撮りました(右上の写真)

木組に白壁が映えて、とてもきれいな建物です。 次に青龍殿(宝物館)に行きました。
内部撮影禁止の為、写真はないのですが、本堂障壁画(重要文化財 絵画)、雲版(重要文化財 工芸品)伊達政宗公甲冑像(宮城県 有形文化財 彫刻)など貴重な物が展示されていたので、じっくり見てきました。 数百年前に作られた物が、今もこうして残っていることに感動しました。美術館、博物館好きにはたまりません。
中門 次は中門(重要文化財 建造物)に行ってみました。
またまた写真が小さくて見えにくいのですが、扁額には「瑞ー円福禅寺(ずいがんえんぷくぜんじ)」と書かれています。

瑞巖寺の正式名称は「松山青龍山瑞巖円福禅寺」というので、この扁額があるようです。
廊下&本堂
中門をくぐると大きな本堂(国宝 建造物)が見えます。 中に入ることができるので、見ることにしました。 中には復元された障壁画があり、金がふんだんに使われているので豪華で、まぶしいぐらいです。 その他、欄間の彫刻もすばらしかたのですが、撮影禁止の為、写真はないのです。

右手には廊下(国宝 建造物)がありますが、公開されていません。
他の所も観光しようと思ったのですが、夕方になってしまったので、今回の観光はこれで終わりです。
松尾芭蕉人形&むう
総門を出たところにいすがあって、そこに松尾芭蕉の人形がありました(左上の写真)
近くにあった看板を読んでみると、松尾芭蕉は寒さをしのぐ為に紙子(紙でできた衣服)を旅の為に用意していたそうです。 そこで、この松尾芭蕉の人形に宮城県一迫町の和紙を着させていますと書いてありました。

寒さ対策に和紙の服を着ていたなんて知らなかった。 和紙なら軽くて持ち運びがよいから旅人にはちょうどよかったのかな? お土産屋さんが並んでいるところに気になる食べ物があったので、食べてみることにしました。
松島蒲鉾本舗の「むう」という名前のお豆腐が練りこまれた揚げかまぼこです。

注文するとその場で揚げてくれるので、熱々の揚げかまぼこが食べられます。
セルフサービスだけど、無料のほうじ茶が用意されているし、座るところもあるのでゆっくり食べられます。
ふわふわした感触がはんぺん風でおいしかった♪

外に出ると雨がパラパラと降ってきたので、今日はもう帰ることにしました。
お土産屋さんのところからはJR仙石線の松島海岸駅の方が近かったので歩いて行きました。 電車の本数が少なくて駅で20分以上も待ってしまったので、時刻表をチェックした方がいいです。

帰りに、Yさん邸から近いショッピングモールでお土産を買ったり、おいしいお寿司屋さんで注文をしてお持ち帰りしました。 夜になると雨と風が強くなってきて、台風が近づいてきているのがわかりました。 次の日、Yさんの車に乗って那須に行ったのですが、台風に向かって走っているから、近づくにつれて雨と風が強くなり、前が見えないぐらいの雨が降っていて怖かったです。 なんとか無事に那須に着いたからホッとしました。

那須に来たのは10人以上の友達とボーリングをして、その後バーベキューをして、次の日はテニスをする予定だったのです。 でも台風が来ていたので、バーベキューは室内でやり、煙で見えなくなってもやり続けました。
久しぶりのバーベキューは楽しかったけど、貸別荘内でバーベキューをやっていいのかな?
次の日は、台風も去ったのでテニスができました。久しぶりだったから下手になってたけど楽しめました。

今回買ったもの

釜出し一番石鹸&テールスープ&味噌&一の蔵大和伝
釜出し一番石鹸は天然成分から造られた純粋無添加石鹸です。
洗顔や食器洗いなど何でも使える便利な石鹸なので欲しかったのです。 仙台市内で造られているので、どこでも売ってました。 坊ちゃんマークがかわいいです。

テールスープはき助で買いました。牛たん定食を食べた時にテールスープを飲んで、おいしいと思ったので買いました。 手軽にテールスープが飲めるのがうれしい。
仙台味噌は赤味噌で色は濃いけど、以外にあっさりとした味でおいしいです。

一ノ蔵の大和伝は宮城県内限定の特別純米酒だったので買ってみました。
どんな味がするのか早く飲みたいな〜
その他、笹かまぼこ、菜ころん、萩の月を買ったけど、食べちゃったから写真がないのです。
仙台はおいしい物がたくさんあるから、また行きたいな〜


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