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旅行記 » クレラー・ミュラー美術館
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25 August, 2007 オランダ最大規模のホーヘ・フェルウェ国立公園の中にクレラー・ミュラー美術館があるので、作品を見たり、のんびり散策したりして、1日楽しめました。 ”ゴッホの森”と呼ばれているだけあって、ゴッホの作品が多くあり、見たいと思っていた夜のカフェテラスをじっくり見ることができて満足♪ 彫刻庭園もあり、のんびりくつろぐことができました。 |
オランダ最大規模のホーヘ・フェルウェ国立公園には、入口がいくつかあります。 クレラー・ミュラー美術館に一番近いOtterlo(オッテルロー)の入口付近にある駐車場に車を止めてから行きました。 窓口で公園入場料(7ユーロ)とクレラー・ミュラー美術館入館料(7ユーロ)を払ってから中に入ります。 入口から少し歩くと駐輪場があり、無料の白い自転車が置いてあるはずなのだけど・・・1台もない(涙) 入口から自転車に乗って、公園内を移動する人が多いから、自転車がなくなっていたみたいです。 待っていても、自転車は返却されないので、歩いて行くことにしました。 |
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歩き始めた時は、左上の写真のように木が生い茂っていて、木のトンネルの中を歩いているようでした。 途中から木の数が減り、草原のようになったりと、歩いていると風景が変わるので疲れません。 バギーを押していたので、私達が歩いた道は車が通る舗装された道だったけど、遊歩道は起伏があったり、木と木の間を通ったりできるので、楽しそうでした。 |
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約30分歩いていると、右側に巨大コテのオブジェが見えてきます(左上の写真) 車の大きさと比べるとわかりますが、約5mもある巨大コテです。 このコテのオブジェがある道を右に曲がって少し歩くとクレラー・ミュラー美術館があります。 |
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クレラー・ミュラー美術館の前には駐輪場があるのですが・・・
大量の自転車が止まっているんですけど! Otterlo(オッテルロー)の入口の駐輪場には自転車が1台もなかったのに、ここには大量の自転車が止まっていました。 ここにある自転車を入口の駐輪場に運んでくれればいいのに・・・ |
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クレラー・ミュラー美術館まで行く道沿いにたくさんのオブジェがありました。 赤い鉄骨でできたオブジェ、石像、ガラス張りの小さな建物、階段状のオブジェなど、不思議なものが多いけど、近くで芸術作品を見られるのは楽しい。 クレラー・ミュラー美術館は1階建てで、周りが木で覆われているので、遠くから見ると建物が見えないようになっています。 公園の中に建物があっても違和感がないようになっているのがうれしいです。 |
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クレラー・ミュラー夫妻がコレクションを国に寄贈し、1938年にクレラー・ミュラー美術館がオープンしました。 クレラー・ミュラー美術館には、ゴッホ、ピカソ、モネ、ルノアール、モンドリアンなどの絵画があり、その中でもゴッホの作品が多く展示されているので楽しみにしていました。 中に入って、絵画のコーナーに行ってみると、小さな部屋がたくさんあり、所狭しと絵画が飾られています。 上の写真のように絵画がそのまま展示してあるので、近くでじっくりと観ることができます。 左上と真ん中上の写真はモンドリアンの作品です。 赤、青、黄色などで描かれた抽象的な絵画で有名ですが、ポスターしか見たことがなく、作品を観たのは初めてだったので衝撃的でした。 一度描いたところを白で塗りつぶしている作品が多く、何度も描き直したのか、それともわざとなのかはわかりませんが、近くで観ないとわからないことなので、実際に作品を観られてよかった。 |
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ゴッホのコーナーに行くと、ゴッホの絵画がずらりと展示してありました。
これだけたくさんのゴッホの絵画を観たのは、アムステルダムにあるゴッホ美術館以来なので、うれしくなってしまいます。 観たいと思っていた夜のカフェテラスとアルルの跳ね橋があって、近くでじっくり観ることができました。 この絵画の場所は実在するので、いつか訪れてみたいです。 |
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他にもまだまだたくさんのゴッホの絵画がありますが、気になった絵画だけ載せておきます。 左上の写真は、馬鈴薯を食べる人々です。 本物はアムステルダムにあるゴッホ美術館にあるので、こちらは習作です。 ガイドブックに載っている本物の絵画と比べると、人の角度が微妙に違いました。 右上の写真の自画像は、とても小さくて驚きました。 上の写真の下の段の写真は、4本のひまわりですが、ひまわりが花瓶に活けられてない絵は初めて観ました。 いろんな時代のゴッホの作品が観られて満足です。 |
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絵画以外にもオブジェ、写真など、たくさんの作品が展示してありました。
左上の写真のドラム缶は、置いてあるだけのように見えますが、これも作品でした。 これは何?っと思う作品もたくさんあって、いろんな分野の作品を観ることができて面白かった。 館内の作品はほとんど観たので、次は彫刻庭園に行きました。 |
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彫刻庭園は、とても広く作品が点在しています。
散歩をしたり、芝生の上でくつろいだりできるので、1日ゆっくりできるのがうれしい。 左上の写真のように、池にオブジェが浮かんでいたり、右上の写真のように芝生の上に作品があったりするので、歩きながら作品を探しました。 息子をバギーから降ろしたら、楽しそうに歩いてくれました。 |
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歩いていたらエナメルの庭を見つけました。
エナメルの庭は、子供が遊べるように設計されているというので、左上の写真にある小さな入口から入りました。
この入口から入り、らせん階段を上ると不思議なオブジェのところから出られるようになっています。 下がでこぼこしていて歩きにくいのですが、それが楽しいらしく、息子はたくさん歩いていました。 でも、手をつないで歩かないと危ないので、旦那様は大変そうでした。 30分以上もこのエナメルの庭を歩いていたから、そろそろ帰ろうと思って、出ようとしたら息子は嫌がりました。 まだまだ遊びたかったみたいだけど、他にも見たいものがあるので、「鉄塔があるよ」っと息子に言ってから、外に連れ出しました。 |
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他のオブジェを見ながら歩いて、目的の針の塔に到着。
息子は鉄塔が好きなので、針の塔を見つけたら、「お〜〜、あった〜」っと言いながら、走って近づいてました。 アルミニウムとスチール素材のパイプと線を使って作った細い塔は、高さがあるので存在感があります。 真ん中から見上げてみたら、パイプと線が規則的に並んでいて、三角形がいっぱいあるように見えました。 針の塔の近くを息子は歩き回って、まだまだ飽きそうにないので、しばらくここでのんびりしてました。 しばらくすると、道にどんぐりが落ちているのを発見して、どんぐりに興味を持ってくれたので、どんぐり探しをするふりをして道を歩かせました(笑) どんぐりを拾ったり、芝生の上を歩いたりして、芸術鑑賞しながら、自然も楽しめてのんびりできて楽しかった。 クレラー・ミュラー美術館の前には駐輪場には、大量の自転車があるので、その中から子供用シートが付いている自転車を見つけて、旦那様が息子を乗せて出発。 初めての自転車だからどうかな?っと思ったけど、息子は静かに乗っていてくれました。 ホーヘ・フェルウェ国立公園の中を景色を見ながら自転車で走ると気持ちいい♪ のんびり走っても約15分でオッテルローの駐輪場に到着しました。 |
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オッテルローの駐輪場には、子供用の自転車が2台あるだけでした。 自転車が戻ってくるのを待っていた人がいたので、私達が乗っていた自転車を渡しました。 クレラー・ミュラー美術館の前の駐輪場には大量の自転車があるのだから、その自転車をOtterlo(オッテルロー)の駐輪場まで運んでくれればいいのに… このホーヘ・フェルウェ国立公園は芸術鑑賞もできるし、のんびりお散歩もできて、1日遊べるところなので、おすすめです。 |
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今回買ったもの |
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ゴッホの絵本は、シールを貼って遊びながら、ゴッホのことを学べるものです。 もう少し息子が大きくなってから、遊ばせようと思ってます。 ゴッホのポストカードを5枚買いました。 額に入れて飾ろうと思ってます。 |
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