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18-19 December, 2004 クリスマスが近づいてくると、ドイツのクリスマス・マーケットに行きたくなるので、今年はケルンとアーヘンに行ってきました。 クリスマス前の最後の週末だったので、とても混んでいましたが、木のおもちゃ、ろうそく、オーナメントなどのお店を見てまわりました。 そして、ソーセージ、お菓子、ワッフル、ピザなどのお店もあり、おいしい物も食べてきました。 1日目 ケルンの街へ 2日目 アーヘンのクリスマス |
1日目 混んでいたけれど、3ヶ所のマーケットに行くことができました。 たくさんのお店があるので、見ているだけでも楽しかったです。 ケルン大聖堂の中を見学したり、展望台にも上りました。 |
まずはデュッセルドルフに行って、ちょこっとお買い物をしてからケルンに行きました。 お昼ぐらいにホテルに着いたのでチェックインをして、荷物を置いてから行動しました。 ホテルがあるのは新市街で、ライン川を挟んで向こう側が旧市街になっていて、街の中心になっています。 |
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ケルン大聖堂(ユネスコ世界遺産1996年登録) ホテルから旧市街へ向かって歩いていると、ライン川の河岸からケルン大聖堂が見えました。 左上の写真は、河岸からケルン大聖堂を撮ったのですが、高さもあり横にも大きくてびっくりしました。 まずは、ケルン大聖堂前の広場にあるクリスマス・マーケットに行きました。 ドームホテルのテラスには、5m以上もある大きなサンタクロースが座っています(真ん中上の写真) クリスマス前の最後の週末なので、すごく混んでいて歩くのが大変でした。 お店の前には人がたくさんいるので、お店を見るのにも一苦労。 右上の写真のようにたくさんのお店が並んでいて、お店の屋根にはお店の名前(ソーセージ屋、ろうそく屋など)が書いてあるのでわかりやすいです。 |
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お昼を過ぎてお腹が空いたので、ゆでたソーセージのボックヴルストを買ったら、小さなパンも付いてきました(左上の写真) ヴルストをかじると、中から熱々の肉汁が出てくるから、やけどしそうになるけど、とってもおいし〜♪ 今まで食べたヴルストの中で一番おいしかったです。 右上の写真はポテトのパンケーキのライベクーヘンです。ちょっと油っこいので、たくさんは食べられません。 お腹もいっぱいになったので、クリスマス・マーケットを見ることにしました。 木のおもちゃ屋さんには、たくさんのオーナメントが売っていて、小さなくるみ割り人形のオーナメントを買おうと思ったら、10ユーロ以上もするので買えませんでした(涙) 木のオーナメントは高いと聞いていたけど、すごく小さな物でも高いのです。 それなら小さなオーナメントを買うより、大きなくるみ割り人形かパイプ人形を買おうと思って見たのですが、気に入った物が見つからずに買えませんでした。 その他、ろうそく、人形、ガラス、置物、アクセサリーなどを売っているお店がありました。 食べ物屋さんは、ピザ、クレープ、ワッフル、クッキーなどがありました。 赤ワインに砂糖、スパイスなどを加えて温めたグリューワインのお店もたくさんあって、いい香りがしたのですが、今回はやめておきました。 いろいろなクリスマス・マーケットを見たので、次はケルン大聖堂に行きました。 |
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ケルン大聖堂は、高さ157m、幅86m、奥行き144mもあってとても大きいので、近くから見ると迫力があります。 1248年に建設が始まり、1560年に資金難などで建設工事が中断されて、1814年に紛失していた設計図が発見されたので、1842年に工事が再開され、1880年に完成しました。 約600年もかかって出来上がったのです。 ゴシック様式の建物は窓を大きく作ることができたので、たくさんのステンドグラスがありました。 いろんな色があってきれいです。 左上の写真の金色の箱の中に東方三博士の遺骨が入っています。 三賢人の聖遺物入れがある場所には入ることができなかったので、遠くからの写真になってしまいました。 この箱は金でできていて、周りには宝石が付いている豪華な物です。 もっと近くから見たかったな〜 |
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次は、ケルン大聖堂の南塔に上ってみることにしました(2ユーロ) 左上の写真の看板には、塔の高さ157m、展望台の高さ100m、509段と書かれていて、509段ならなんとかなるかもと思い、軽い気持ちで上ってみることにしたのですが… 階段はらせん階段なので、上がまったく見えなくてどれぐらい上ったのかわからないし、上る人と下りる人が同じ階段を使うので、とても狭くて大変でした。 上っていくと息は切れるし、足は疲れるから、上らなければよかったと後悔しました(涙) 所々に小さな踊り場があるので、そこでちょっと休憩しながら、階段を上っていきました。 階段にはらくがきがたくさんしてあるのが悲しかったです。世界遺産なのに…(涙) |
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階段を上っている途中で、横に行ける道があったので行ってみると、大きな鐘がありました(左上の写真) 15分間隔で鐘がなるので、今この鐘がなったら、耳が痛くなるだろうな?と思って時計を見たらもう少しで14:15になろうとしていたので、写真を撮ってすぐにその場を去りました。 その後ちょっとしてから鐘がなったので、危なかった〜 真ん中上の写真は鐘があったところから景色を撮ってみました。 ここからでもきれいな景色が見えるのだから、展望台に行ったらもっときれいなんだろうな? すこし階段を上って行くと、階段が終わってちょっとしたスペースがあり、塔を見上げることができました。 小さな窓のようにたくさんの穴が開いているので、光が入ってきてきれいでしたが… この場所は、強風が吹いていてとても寒いので、すぐに階段を登りました。 今度の階段はらせん階段ではなく、鉄でできた階段で下が透けて見えるので上るのが怖かったです。 途中からまたらせん階段になったので、ほっとしながら上っていたら展望台に着きました。 |
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展望台は、外にあるので強風でとても寒いのですが、眺めは最高です。
ケルンの街並みがすべて見られるのです。
左上の写真はライン川です。
ライン川の手前が旧市街、向こう側が新市街になっています。 下を見ると、クリスマス・マーケットが見えました。それにしてもすごい人です。 右上の写真の右端にサンタクロースが見えるのがわかりますか? ホテルのテラスに座っているサンタクロースです。 100m上から見ても、見えるぐらい大きいです。 509段の階段を上ったのは疲れたけど、この景色が見られて最高です。 帰りはまたらせん階段をひたすら下りていきましたが、上りよりは疲れませんでした。 |
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ケルンは、オーデコロンの発祥の地で、オーデコロンは”ケルンの水”という意味です。 1709年にイタリアの商人がオーデコロンの原形をケルンに伝えたと言われています。 1792年にウィルヘルム・ミューレンスが結婚祝いとして修道士から1枚の羊皮紙をもらい、そこにオーデコロンの製法が書いてあったので、作ったのが始まりです。 当時はアクア・ミラビリス(不思議な水)と呼ばれていました。 ケルンがフランス軍によって占領された時に、ミューレンスは家の住所変更を命じられ、新住所の番号が4711だったので、4711をそのまま店名にしたそうです。 今でもお店の住所は4711のままなのです。 当時ケルンにいたフランス兵たちが、家族や恋人にプレゼントしたことで、オーデコロン(ケルンの水)という言葉が広まったそうです。 ナポレオンもこのオーデコロンを使っていたそうです。 歴史のあるオーデコロンなので、どんな香りがするのか気になってお店に入ってみました。 お店の入口には樽があり、蛇口から水が出ていると思って触ってみたら、オーデコロンが出ていたのでびっくりです。 オーデコロンの香りは柑橘系なので、さわやかな感じがしました。 天然の植物成分だけで作られているので安心して使えるのがいいです。 オーデコロンとハンドタオルのセット、オーデコロン、石鹸を記念に買いました。 |
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ホーエ通りは、ローマ時代からある通りで、現在はたくさんのお店があり、ショッピングストリートになっています。
お店を見ながら歩いていたら、クリスマス・マーケットを見つけました。 ケルン大聖堂前の広場のクリスマス・マーケットとは、また違う感じのお店がありました。 ろうそく屋さんにはケルシュビール(ケルンの地ビール)の形をしたろうそくがありました(右上の写真) テーブルに置いてあったら、間違えて飲んでしまいそうになるぐらい、そっくりでした。 写真はないのですが、焼いたソーセージのブラートヴルストを食べました。 20cmぐらいある長いヴルストだったので、お腹がいっぱいになります。 |
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右の写真はケルン大聖堂前の広場のクリスマス・マーケットです。 夕方になってから、クリスマス・マーケットに来る人はグリューワインとヴルストを目当てに来ているみたいで、グリューワインのお店の前はすごく混んでいました。 歩き疲れたし、寒いのでケルン大聖堂の近くにあるドームホテルのカフェに入りました。 窓際の席だったので、外のクリスマス・マーケットが見られるのがいいです。 夕方になるとますます人が増えてきて、すごく混んできたので、早めにクリスマス・マーケットを見ておいてよかったです。 |
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カフェでのんびりしてから、次にライン川に浮かんでいる船の中のクリスマス・マーケットに行ってみました。 ここは、入場料が必要で1人2ユーロでした。 左の写真は昼間に撮ったのですが、行ったときはすでに暗くなっていて、船がライトアップされていてきれいでした。 中に入ってみると、クリスマスのオーナメント、アンティーク、ろうそく、バッグ、アクセサリー、陶器などが売っていました。 |
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アンティークショップでは、50年ぐらい前の4711オーデコロンの瓶や看板などがあって、素敵でしたが、値段も素敵だったので買えませんでした。 デッキにはグリューワインのお店があったのですが、外は寒いのでやめておきました。 お腹が空いてきたので、ライン川の河岸のレストランがたくさんある通りに行って、ドイツらしいお店を探して入りました。 ドイツと言えば、シュニッツェル(豚肉に衣をつけてバターで焼いた物、とんかつ風です)なので、スープとシュニッツェルを注文しました。 もちろんケルシュビールも注文しました♪ ケルシュビールは、上面醗酵ビールなので少し濁った色をしていますが、明るいゴールド色です。 フルーティーなので飲みやすいビールです。 細長いグラスが特徴です。 ケルシュビールを飲みながら、シュニッツェルを食べるなんて、とってもドイツらしくていい感じ。 本当はヴルストを食べようと思ったけど、クリスマス・マーケットでたくさん食べたのでシュニッツェルにして正解でした。 |
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ホテルに帰る為に歩いていると、ライトアップされたケルン大聖堂が見えてきたので写真を撮りました(右の写真) 昼間とは違う雰囲気になって素敵です。 ライン川の河岸からの眺めはいろんな建物がライトアップされていて、とてもきれいなので、寒いのを我慢してでも見た方がいいです。 |
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