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草津を散歩
湯畑

3日目
19 October, 2004

この日は、朝からあいにくの雨になってしまいました。
旧軽井沢銀座通りを散歩して、お店をのぞいてから、軽井沢をあとにしました。

帰りは紅葉を見て行こう!ということになり、群馬県の草津温泉に寄ってから帰ってきました。



義姉と甥は仕事と学校があるから、始発の新幹線に乗って帰っていきました。 私たち4人は朝食を食べて、ちょこっとのんびりしてから、チェックアウトをしました。
外に出ると雨がポツポツと降ってきていたけど、旧軽井沢銀座通りを散歩しました。

前の日も行った軽井沢彫りの大坂屋家具店・本店に行きました。
ここは家具、木のハンドバッグ、お盆、茶托など、いろいろな物があり、桜の彫り物がきれいで、何度見てもうっとりしてしまいます。

すぐに買えるような値段ではないので、じっくりと見て、欲しくなったらオーダーしようと思います。 でも、いつになったら買えるのでしょうか?まずは小物からかな?
旧軽井沢銀座通り&ミカドコーヒー
次は、車に乗ってスーパーマーケットのツルヤに行きました。 このスーパーでは、スーパーと生産者が一緒に商品を開発している物があったり、長野で作られた物が多く置いてあります。

店内は広くて全部見るのにも時間がかかります。 その中で気になったのは、ツルヤオリジナルの味噌とふき味噌です。 信州味噌はおいしいので食べるのが楽しみです♪
味噌&ふき味噌
お昼の時間になったので、信州そばを食べることにしました。 軽井沢の駅からは遠くなってしまったので、近くにあったおそば屋さんに入りました。
雨が降ってちょっと寒かったけど、信州そばを食べるならざるそばの方がいいと思って、みんなざるそばを注文しました。 手打ちそばなので、コシがあり、のど越しもよくて、あっという間に食べてしまいました。
浅間山 鬼押ハイウェーを通って草津に行くことにしました。 紅葉しているところは、まだ少なくて、ところどころ赤や黄色になっていました。

途中の浅間六里ヶ原休憩所に寄りました。
ここから浅間山を見てみると、山の右側に小さな突起物が見えました。

左の写真では見にくいのですが、その突起物は今回の噴火でできた物です。
突起物の近くからはまだ煙が出ていました。
早く落ち着いてくれればいいのですが…
鬼押出し園&紅葉
鬼押ハイウェーには鬼押出し園があります。
天明3年(1783年)の浅間山の大噴火によってできた溶岩の凝結地帯です。
「火口で鬼があばれて岩を押出した」という当時の人々の噴火の印象が、名前の由来になっています。 雨が降っていて、観光するのは大変そうなので、外から眺めただけにしました。

溶岩の多さに驚きました。当時の人はどうやってこの溶岩から逃げたのでしょう?
右上の写真は駐車場のところで紅葉していた木です。鮮やかな色できれいです。 万座ハイウェーに入っても、紅葉しているところは少なかったです。 紅葉を見るには、やっぱりちょっと早すぎたみたいです。
万座温泉の近くになると硫黄のにおいが強くなります。

近くでは猛毒の火山ガスが出ているので、道にはいたるところに駐停車禁止の看板がありました。怖〜い
少し走ると草津温泉に着きました。 駐車場に車を止めてから、まずは湯畑に行ってみることにしました。
温泉街全体が硫黄のにおいがします。でも思っていたよりは、くさくなかったです。
湯畑
この湯畑からは、1分間に約4,000リットルの温泉が湧き出ているそうです。
1分間に約4,000リットルって…想像がつかないぐらいの量が湧き出ているのです。
草津温泉は自然湧出量が日本一なのも納得です。 湧出する湯温は約55℃と熱いので、木桶を通して自然の冷気で冷ましてから、各旅館やホテルへ運んでいるそうです。

草津よいとこ一度はおいで〜♪の草津節にあわせて細長い板で湯もみをするのが有名ですよね。
それを体験できる熱の湯があったのですが、熱そうなのでやめときました。
今度、泊まりにきたらやってみようと思います。 お饅頭屋さんの松むらは義母のお気に入りのお店です。

行ってみたら、火曜日が定休日でお休みでした。 せっかく草津に来たのにおいしいお饅頭が食べられないのは残念でした。 次に西の河原(さいのかわら)に行こうと思って歩いていると、お饅頭屋さんの長寿店があります。 お店の前を通り過ぎようとすると、すごい速さでお饅頭を渡してくれます。そしてお茶も渡されます。

いらないと思っていても、あっという間に手にはお饅頭とお茶を持たされるのです。 とりあえず食べてみたら味は…普通でした。 お店の前を通り過ぎる人にどんどんとお饅頭とお茶を渡していき、必ず受け取らせる技はさすがです。 歩いている人だけでなく、車に乗っている人にも渡してしまうのです。すごい〜

西の河原の近くには草津片岡鶴太郎美術館があったので、グッズ売り場をのぞいてみました。 花、鳥、魚介類など、大胆に墨で描かれていて個性的な絵でした。でも温かみもあって素敵です。 ポストカードでも買おうと思ったのですが、混んでいたのでやめてしまいました。
西の河原
いたるところから50℃以上の温泉が湧き出ていて、もうもうと湯煙が上がっています。 1分間に約15,000リットルという大量の温泉が湧き出していて、湯川となって流れています。
源泉の名前には鬼の茶釜琥珀の池など、面白い名前がついています。 源泉は触ると熱いけど、窪地にたまっているお湯はちょうどいい温度で手を入れると気持ちいい。

奥に行くと西の河原露天風呂があるのですが、タオルなどを持ってこなかったので入るのはやめました。
温泉街を散歩しようと思って、来た道を戻ると、またあのお饅頭屋さんがありました。 今度はもうお饅頭を受け取りたくないので、ポケットに手を入れて通りすぎました。

その他、草津ガラス 蔵にも行きました。 ここはとんぼ玉創作体験や吹きガラス体験があったので気になったのですが、難しそうなのでやめました。 いろんなガラスが展示してあり、温泉ガラスという物がありました。 ガラスに湯の花を加えると緑がかった碧になるそうです。 湯の花を入れるだけ、碧の色合いになるのが不思議です。

温泉にでも入ろうかと思ったのですが、帰るのが遅くなりそうだったので、そのまま帰ってきてしまいました。 今度は、草津温泉の旅館に泊まってみたいです。 次回の家族旅行は草津温泉かな?


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