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小布施へ
北斎館&栗

2日目
18 October, 2004

軽井沢から車で約1時間走ったのところにある、”栗と北斎の町”として有名な小布施へ行ってきました。

北斎館では、北斎の肉筆画を見たり、浮世絵の工程を詳しく見られたりと、とても勉強になりました。

栗が有名なので、栗おこわ、栗あんソフトクリームを食べてきましたよ。




8:30から朝食だったので、食堂に行きました。 バイキングで和食、洋食が選べるようになっていたので、この日は和食にしてみました。 だし巻き玉子、野沢菜漬けがおいしいから、ごはんがすすみます♪ お味噌汁は女将さんが運んできてくれるというサービス付きです。

軽井沢でたくさん採れるムラサキシメジが入ったお味噌汁は、とてもおいしかったです。 部屋に戻ると、おふとんは片付けられていました。さすが旅館って感じ。 出かける準備をして、この日は小布施へ行きました。
小布施へ向かって車で走っていると浅間山が見えてきました。
噴火から1ヶ月半以上経っているというのに、まだ火口から煙が出ています。

今も活発に活動していて、いつ噴火してもおかしくない状況なので、ちょっと怖いです。
このまま落ち着いてくれればいいのですが…
心配です。
浅間山
小布施の町並み&水車
小布施には約1時間で着きました。 竹風堂の駐車場に車を止めてから観光しました。
左上の写真のような町並みで、とても落ち着いた感じがします。 今の時期は観光シーズンなので、たくさんの人がいました。

お土産屋さんを見ていたら、お昼の時間になったので風味堂で栗おこわ(お味噌汁付き)を買って、店内の囲炉裏のところで食べました。
もち米だけを使ったおこわなので、もちもちとしておいしい! そして、栗が大きくて甘くてほくほくしていて、とってもおいし〜い。 あっという間に食べてしまいました。
右上の写真は風味堂のお店の前にあった水車です。風情があります。

■小布施栗について■

600年の歴史を持つ小布施栗は、江戸時代初期には栗年貢を松代藩に納め、最上の栗は幕府へ献上されたほどです。 その後、栗林の一部が幕府直轄の天領になったそうです。
千曲川に注ぐ松川の扇状地なので、土壌は弱酸性を帯びている、内陸性気候、伝統ある栗栽培をしていることで、まろやかな風味で大粒の栗になります。

お腹もいっぱいになったので、いよいよ観光です。 チケット売り場に行くと、三館共通入場券があったので買ってみました。 まずは、北斎館です。
北斎館 葛飾北斎が描いた貴重な肉筆画、画稿、書簡は、今まで見たことがなかった物がたくさんありました。
浮世絵で有名は北斎ですが、美人画、風景画、食べ物などこんなにもいろんな絵を描いているなんて知らなかったです。

撮影禁止だったので、写真がないのですが、2基の祭屋台(長野県 県宝)に描かれた天井画(小布施町 有形文化財)は迫力があります。 80歳を過ぎた北斎が描いたと思うと驚きます。
その他、浮世絵ができるまでの工程を1枚ずつ詳しく解説してあるので、どうやって浮世絵ができるかがわかりました。 お土産コーナーには、たくさんの北斎グッズが売っていて、手摺り木版画の「神奈川県沖浪裏」があったのですが、高くて買えなかったのでポストカードで我慢しました。

次は、栗の小径を通って高井鴻山(たかいこうざん)記念館に行きました。 この栗の小径は栗の木レンガが敷きつめられて、歩いたときに柔らかい感触があります。
看板&高井鴻山&碧い軒
小布施の豪商であった高井鴻山は北斎を招いて碧い軒(へきいけん)を新築して、北斎のアトリエにしました。 鴻山は北斎の経済的支援者だったようです。 北斎は、このアトリエで多くの肉筆画が描いたり、鴻山との合作を残しました。 この高井鴻山記念館には鴻山の描いた絵が展示されています。

ゆう然楼(ゆうぜんろう)(小布施町 有形文化財)は書斎や別宅として使用していました。 中には北斎が下絵を描いた物もありました。 三館共通入場券の最後の場所のおぶせミュージアム・中島千波館に行きました。
行くまでに5分ぐらい歩くのですが、住宅地の中を歩くので、小布施の人たちの生活風景が見られました。
中島千波の展示室、祭り屋台の展示室があります。

中島千波の絵は、お花がとてもきれいに描かれているので、見入ってしまいます。
祭り屋台はとても大きくて、この屋台を動かすのにどれぐらいの人でひっぱるのだろうと考えてしまいます。
おぶせミュージアム
栗あんソフトクリーム 観光も終わったので、またまたお土産屋さんを見てから竹風堂に行って、栗のお菓子を買いました。
そして、最後に食べたいと思っていた栗あんソフトクリームを食べました♪

栗ソフトじゃなくて、なんで栗あんソフトなんだろう?と不思議だったのですが、食べてみてわかりました。
本当に栗あんの味がするのです。栗だけではでない甘みがあって、とてもおいし〜。
高速に乗って約1時間で軽井沢に到着〜♪
旅館に荷物を置いたら、旧軽井沢銀座通りに行きました。 この通りにはたくさんのお店があるので、旅館から近いところから見て行きました。
漬物屋さんをのぞいてみたり、ジャムを見てみたりとおいしそうなものがたくさんありました。

そして、気になっていたFutaba Tailorに行ってみました。 このお店はカタツムリのマークがかわいい、バッグなどが売っています。 フランスパンを入れるバッグもあって便利そう。
ボトルキャリーというワインボトルを2本運べる物があって買おうか迷ったのですが、色が白だったのでやめちゃいました。 紺色があったら買ってたかも。

あとは、軽井沢彫りのお店にも行ってみると値段が高くてびっくりしました。 すべて手彫りだから高いようです。どれも素敵で欲しくなったけど、私には無理な値段でした。
いろんなお店を見てから目的のミカドコーヒーに行きました。
モカエスプレッソ&モカゼリー
モカソフトは食べたことがあったのですが、ミカドコーヒーのお店の中に入るのは初めてです。 気になっていたモカエスプレッソを頼みました。
冷たいモカソフトに熱いエスプレッソをかけて食べるものです。 エスプレッソをかけたらモカソフトがすぐにとけてしまうので、急いで食べました。 コーヒーの味が濃くておいしい。

右上の写真は旦那様が頼んだモカゼリーです。 水出しコーヒーで作ったゼリーの上にモカソフトが乗っています。 味見をしたら、コーヒーゼリーがほろ苦くておいしい。
1日に2つもソフトクリームを食べてしまったけど、お腹は大丈夫でした。
旅館の前にあった辻行灯には灯りがともされていて風情があります。
昔の旅籠の前にはこのように辻行灯が置いてあったそうです。

旅館に戻って、夕食を食べてお風呂に入って、また早めに寝ました。
次の日、義姉と甥は仕事と学校があるので始発の新幹線で帰っていきました。
辻行灯


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