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ノイシュヴァンシュタイン城
ノイシュヴァンシュタイン城

4日目
21 August, 2005

朝起きると外は雨でした。
楽しみにしていたノイシュヴァンシュタイン城の見学の日だというのに・・・

お城がきれいに見えるというマリエン橋に行ってみたのですが、霧でほとんどお城が見えませんでした。

でも、ノイシュヴァンシュタイン城ホーエンシュヴァンガウ城内部の見学ができたので満足です。
今度は天気の良い日に来てみたいです。




朝7時に起きて準備をして、義母と旦那様が7:30頃にチケットセンターに行って並んで、一番乗りでチケットを買ってきてくれました。
ノイシュヴァンシュタイン城ホーエンシュヴァンガウ城がセットになっているロイヤルチケットです(17ユーロ)
チケットには時間が書いてあってホーエンシュヴァンガウ城は8:50だったので、8時過ぎにチェックアウトをして荷物を車に積んでからホーエンシュヴァンガウ城に歩いて行きました。

坂道を10分ぐらい上るとホーエンシュヴァンガウ城に着くのですが、まだ扉が開いていなかったので待つことになりました。
イエガーハウスの部屋の方は予約したときに朝食なしだったので、みんな朝食は食べてなくてホーエンシュヴァンガウ城の扉の前で並んで待っているときにパンを食べました。
リスル&イエガーハウス&ホーエンシュヴァンガウ城&チケット
扉が開いてもまだ時間があったので、ホーエンシュヴァンガウ城の周りを歩いて写真を撮りました。 ネオゴシック様式の黄色いお城で、ルートヴィッヒ2世の父であるマクシミリアン2世が夏の狩りの城として1832〜1836年に再建したお城です。 ルートヴィッヒ2世がこのお城で過ごしたことでも有名です。

入口のところに電光掲示板があって、私たちのツアー番号の110が表示されたので中に入りました。 中に入ると日本語のオーディオガイドを貸してくれます。 内部は撮影禁止だったので写真はありません。

ビリヤードの間、白鳥騎士の間、東洋の間、シュヴァンガウ歴史の間、城主夫人の間、英雄の広間などたくさんの部屋を見学しました。 みんなで同じ部屋に入るとガイドが流れる仕組みになっているので遅れないように注意しましょう。 各部屋は小さいのですが、家具、調度品などは豪華です。 そして壁画も見事です。

40分ぐらいの見学でしたが内部が見られたので満足です。 内部は撮影禁止だったので、記念にホーエンシュヴァンガウ城の本を買いました。
リスルの隣にノイシュヴァンシュタイン城へ行くバス乗り場があるので行きました。 たくさんの人が並んでいるので、バスのお金を払うまでに15分、乗るまでに15分ぐらいかかりました(2.60ユーロ)

ホーエンシュヴァンガウ城ではあまり日本人を見かけなかったのに、バス停には日本人のツアーのおば様ばかりでちょっとうるさかったです。 バスに乗るときはレシートを見せて乗り込みます。
もう乗れない〜というぐらい人を乗せて出発します。 くねくねしている坂道なのに、スピードを出して上っていくので、手すりやつり革につかまっていないと倒れそうになります。
マリエン橋から見たノイシュヴァンシュタイン城 10分ぐらいでバス停に到着したのでマリエン橋に行ってみました。
山の中なので坂道が多くて歩くのが大変です。

バス停から5分ぐらい歩くとマリエン橋に到着します。 雨が降っていて霧も出ているからノイシュヴァンシュタイン城が見えるかどうか心配していたら、霧がかかっていてやっぱり何も見えませんでした(涙)
ここからの眺めは最高のはずなのに・・・残念です。
気を取り直して、ノイシュヴァンシュタイン城まで歩いて行きました。 10分ぐらい歩いていくとノイシュヴァンシュタイン城に着きました。 マリエン橋からノイシュヴァンシュタイン城が見られなかったので、ここでたくさんの写真を撮りました。
ノイシュヴァンシュタイン城&チケット
ノイシュヴァンシュタイン城はバイエルン国王のルートヴィッヒ2世が自己の夢を実現させようと、1869年から建てた白亜の城です。 結局未完成のままルートヴィッヒ2世は1886年にシュタルンベルク湖で謎の死を遂げました。 ルートヴィッヒ2世の死後2ヶ月も経たないうちに一般公開されて、それ以降、世界中からたくさんの観光客が訪れるお城となりました。

ルートヴィッヒ2世はワーグナーのパトロンとしても有名でワーグナーの要求に答えました。 身長が191cmもあり、美男子のルートヴィッヒ2世は生涯独身でした。 他にもお城を建てて国の財政を傾けたことでも有名です。
東京ディズニーランドシンデレラ城のモデルにもなりました。

入口のところの電光掲示板にツアー番号の434が表示されたので中に入りました。
日本人のツアーのおば様たちと一緒だったので、うるさかったのが難点。 何度もガイドの人が静かにしてくださいと言ってもすぐに話し始めるので困ります。

現地のスタッフが見学の部屋に案内してくれて、扉を閉めてちょっとすると日本語の案内が流れるので、それを聞きながら部屋の中を見学していきます。 王座の間は未完成のままで玉座がありません。 900キロもあるビザンチン様式の王冠の形をした豪華なシャンデリア、世界中の動植物のモザイク床、豪華な壁画などがあり、豪華すぎてため息がでます。

寝室にはワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の場面が壁に描かれていて、ルートヴィッヒ2世はワーグナーのオペラの世界が好きだったことがわかります。 そして洗面台は白鳥から水が出てきて、洗面器を傾けると水を空けることができる仕組みになっています。

他にも居間、鍾乳洞、書斎、吟遊詩人の広間などを見学しました。
お城の中に鍾乳洞を作ってしまうのには驚きます。 ワーグナーのオペラ「ローエングリン」、「タンホイザー」が壁に描かれているのが印象的でした。 そして、全部の部屋に暖房が付いていることにも驚かされます。
豪華な内部を見学できたのはうれしかったです。 未完成のままのノイシュヴァンシュタイン城なので、できれば完成させてほしいと思いました。
ノイシュヴァンシュタイン城の模型
見学が終わってお土産屋さんでノイシュヴァンシュタイン城の本を買いました。 そして、最後のところにノイシュヴァンシュタイン城の模型があったので写真を撮りました。
晴れていれば、この模型のようなお城が見られたのに・・・
マリエン橋から見たノイシュヴァンシュタイン城&下から見たノイシュヴァンシュタイン城
帰りにもう一度マリエン橋に行ってみましたが、ノイシュヴァンシュタイン城は霧でほとんど見えませんでした(左上の写真)
バスで下まで降りてきたら、少しだけノイシュヴァンシュタイン城が見えたので写真を撮りました(右上の写真)
今度は晴れているときに来たいです。

お腹が空いたので坂道を下りたところにあったレストランで食べました。
席を見つけるのも大変なぐらい混んでいたけど、何とか席を見つけて注文しました。
コールルーラーデ(ロールキャベツ)、シュニッツェル、コルドンブル(仔牛肉の間にハムとチーズを挟んだカツレツ)、パスタなどを注文しました。

お手頃価格なのにおいしかったのでランチにはぴったりです。
お腹もいっぱいになって、坂道にあるお土産屋さんを見ながらホテルの駐車場まで戻りました。 午後の方が観光客が増えていたから、朝からお城の見学するのをおすすめします。

15時頃になったので、次の目的地のシュトゥットガルトまで行きました。
19時頃に着いたのでホテルを探したら、駅前にホテルがあったのでそこに決めました。
雨が止んでいたので部屋に荷物を置いてから、街の中を少し散策してみました。
ケーニヒ通りを歩いていたら宮殿広場が見えてきました。 そこにはコの字形の豪華な新宮殿が建っているので、この広場でのんびりするのには最適です。

この近くでレストランを探したのですが、いいお店がなかったので駅に戻って、中華料理を食べました。 久しぶりに中華料理を食べたからおいしかった♪

次の日はポルシェ博物館に行くので、旦那様は楽しみにしていました。
宮殿広場&新宮殿


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