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4日目 その後、電車でピサに移動しました。 ずっと見たいと思ったいたピサの斜塔を近くで見られて感動! ピサの斜塔は、本当に傾いていましたよ。 |
この日は8時頃に起き、朝食を食べて、ホテルをチェックアウトして、大きな荷物はホテルに預けてから出かけました。 まずは、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に行ってみました。 | |
フィレンツェ歴史地区(ユネスコ世界遺産1982年登録) 9世紀頃に礼拝堂が建てられ、13世紀にドミニコ会の修道士がその場所に教会を建ててから、大きな教会になりました。 ファザードは修復中の為、シートで覆われています。 左上の写真のような、美しいファザードが見られなくて残念です。 ファザードは見られないけど、中は見られるので入ってみました(2.70ユーロ) 内部は撮影禁止だったので、内部の写真はないのですが、内部にはたくさんのフレスコ画がありました。 お土産コーナーでポストカードを買ってから外に出ました。 |
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イタリアのおいしい食材を求めて中央市場に行ってみました。
上の写真の左上の写真の2階建ての大きな建物が中央市場です。
1階は、肉屋さん、魚屋さん、チーズ屋さん、食材店、バールなどがあります。 2階は、野菜や果物などが売っています。 まずは1階から見ることにしました。 肉屋さんがたくさんあって、おいしそうなお肉が並んでいるから、買いたくなるけど、持って帰れないので見るだけです。 内臓系だけを売っている肉屋さんもあってびっくり! バールの前を通り過ぎると、イタリア人のおじさんが息子に近づき、日本語で話しかけているのを見てびっくり。 おじさんの奥さんは日本人なので、日本語が話せるそうです。 日本人好きのおじさんにあやしてもらい、息子も喜んでました。 イタリア人は子供好きだから、子連れでも旅行しやすい国です。 食材店が並んでいるところに来ると、日本語で書かれた値札があったり、日本人の店員さんがいるお店もあってびっくりします。 中央市場には、たくさんの日本人が来るからかな? |
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Conti(コンティ) 住所:Via Signa 300 TEL:+39 (0)55-2398501 Web:http://www.tuscanyflavours.com お目当てのConti(コンティ)を見つけたので、お買い物をすることにしました。 1929年創業の老舗の食材店です。 コンティには、ワイン、オリーブオイル、バルサミコ、はちみつ、ジャム、野菜、フルーツなど、いろいろ売られています。 お店のお姉さんが来たので、気になっていたドライプチトマトを見せてもらいました。 ドライトマトはよく見かけますが、ドライプチトマトを置いているお店は少ないし、プチトマトの方が甘みが強いので買いたかったのです。 お姉さんも「プチトマトの方がおいしいからおすすめよ」と言うので買いました。 ドライポルチーニも気になったので、見せてもらうと、巨大なものから小さなものまであって、料理方法によって使い分けるというので、リゾット用を買いました。 真空パックにしてもらったので、長期保存できます。 |
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DOPのバルサミコも欲しかったので、いろいろ試食させてもらいました。 伝統的な製法で作られているバルサミコは、12年以上熟成してあるので、とろみがあり味に深みがあります。 15年、30年、50年と試食していくと、やっぱり50年が一番おいしかった。 でも、値段が・・・高い。 初めてDOPのバルサミコを買うので、15年にしてみました。 他にも、いろいろ試食させてもらい、結局、上の写真のものを買いました。 チーズにバルサミコをかけて食べたのですが、残ったチーズを息子にあげたら、もっと欲しい!っという態度をとって泣くので、お姉さんに頼んでチーズだけもらいました(汗) この時から、息子はパルミジャーノ・レッジャーノが大好きになりました。 コンティはネットで注文することができて、世界中どこにでも送ってくれます。 もちろん日本にも送ってくれますよ。 まだ時間があるので、中央市場の中をもう少し見てみることにしました。 |
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階段があったので、2階に行ってみました。
新鮮な野菜、果物がいっぱい! おいしそうなものがたくさんあったけど、買えないので見るだけです。 フィレンツェに住んでいたら、ここで買い物ができるのにな〜 上の写真の下段の写真は、2階からお肉屋さんを撮った写真です。 いろんな部位が売っているし、肉の塊から好きな分だけカットしてくれるから便利です。 11:30頃になったので、早めに昼食を食べようと思って、気になるお店に行ってみたら、12時開店でした。 30分あるので、中央市場周辺を歩いてみました。 |
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中央市場周辺の通りには皮革製品、洋服、お土産屋さんなどの露店が並んでいて、混んでいます。
いろんなお店があるから、見ているだけでも楽しいです。 途中で息子が寝てくれたので、ゆっくりと見ることができます。 近くにはサン・ロレンツォ教会とメディチ家礼拝堂があり、建物はくっついていますが、入口は別になっています。 ドゥオモのドームを設計したブルネレスキが、サン・ロレンツォ教会を設計しました。 上の写真の左上の写真のように、ファザードは未完成のままなので、シンプルな教会に見えます。 メディチ家礼拝堂は、メディチ家の君主の礼拝堂や霊廟があります。 今回は外から見ただけなので、次回は中に入ってみようと思います。 12時になったので、Trattoria Gozzi(トラットリア・ゴッツィ)に行きました。 |
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Trattoria Gozzi(トラットリア・ゴッツィ) 住所:Piazza S.Lorenzo 8r TEL:+39 (0)55-281941 通りには露店が並んでいるので、露店の裏側を歩くとトラットリア・ゴッツィを見つけることができます。 開店したばかりで、お客さんもほとんどいなくて、好きな席を選べたので、テーブルの横にバギーが置ける席にしました。 お店のお兄さんがメニューを持ってきてくれたので、見てみると、イタリア語の手書きメニューでした。 5月12日と日付入りなので、この日だけのメニューです。 Spaghetti Totani,Seppie e Gozze(魚介のパスタ)とBistecca alla fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)を注文しました。 Bistecca alla fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)は、フィレンツェ風Tボーンステーキで、なんと1キロもあるのです。 これだけでお腹がいっぱいになりそうなので、魚介のパスタを1つだけ注文して、旦那様とシェアしました。 魚介のパスタはイカやムール貝などが入っていて、なかなかおいしい。 フィレンツェで食べるパスタはどれもおいしいな〜 Bistecca alla fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)が運ばれてきました。 1キロもあるから大きい。 横にある350mlの缶と比べると大きさがわかると思いますが、約30cmもあります。 塩とこしょうのシンプルな味付けだから、お肉の味がしておいしい。 お肉はやわらかいし、肉汁がジュワ〜っと出てきておいしいから、1キロもあるTボーンステーキを2人でペロリッと食べてしまいました。 お肉をたくさん食べられて幸せ。 食べ終わる頃には、地元の人でお店の中はいっぱいになっていました。 このお店はお昼のみの営業だから、13時を過ぎると混んでしまいます。 フィレンツェ最後の食事にフィレンツェ名物が食べられて満足です。 |
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ホテルに戻って、預けていた荷物を受け取り、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に行って、自動券売機でピサ駅までのチケットを買いました(5.20ユーロ) 自動券売機で刻印もできるので、忘れずに刻印もしておきました。 電車は混んでいなかったので、のんびりできました。 線路と並行して鉄塔がずっと立ち並んでいたので、それを見た息子は、大興奮! この時から鉄塔が好きになりました。 私にはよくわからないけど・・・ ピサ駅に到着して、ピサ駅の近くにあるホテルにチェックインして、部屋で少しくつろいでから出かけました。 |
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ピサのドゥオモ広場(ユネスコ世界遺産1987年登録) ホテルから約15分歩くと、目の前にピサの斜塔が見えました! ピサの斜塔は、傾いていることは知っていたけど、倒れそうなぐらい傾いていたのでびっくりしました。 近くで見ると、どれぐらい傾いているのかがわかり、ますます心配になります。 1173年に着工され、着工当初から地盤沈下の為、傾きはじめたそうです。 工事が何度も中断し、1372年に完成しました。 傾きを修正しながら建てたので、湾曲した塔になっています。 その後も徐々に傾き、このままではピサの斜塔が倒れてしまうので、1990年から修復工事をして、ようやく傾きが止まったのです。 倒れる前に修復できて、本当によかった。 |
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ドゥオモ広場を歩いて、ピサの斜塔がよく見えるところまで行きました。
ピサの斜塔に来たので、お約束のピサの斜塔を手で支える写真と足で支える写真を撮ってみました。 合成写真のように写っておもしろい。 |
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17時頃で、まだ時間があるのでドゥオモと洗礼堂を見学することにしました。 チケット売り場に行くと、いろいろなチケットがあって迷ったのですが、建物を2つ見学できるチケットを買いました(6ユーロ) |
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まずはドゥオモを見学することにしました。
1063年のパレルモ沖海戦の勝利を記念して建設が始められました。
奥行き約100m、幅約30mで、上から見るとラテン十字の形をしています。 写真に写っている人を見るとわかりますが、大きな建物です。 |
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ファザードには、3つの扉があり、真ん中の扉はマリアの生涯の扉です。 マリアの生涯の扉の左下部分には、2匹のトカゲ、犬、カエルの彫刻があり、それらを触ると夢が叶うと言われています。 扉の前に柵があるので、私は触れなかったのですが、旦那様は2匹のトカゲに触ることができました。 夢が叶うといいな〜 |
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中に入ってみると、たくさんの円柱がありました。
この円柱は、戦利品として、パレルモの古代遺跡から運ばれました。
天井は、美しい装飾が施された格子天井になっていて、とても華やかです。 右側にピサの守護聖人の聖ラニエリの墓がありました。 透明な棺に入っているから、黄金の遺骸が見えてびっくりします。 |
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1587年に作られたブロンズ製のランプはガリレオのランプです。
ガリレオ・ガリレイはこのランプが揺れるのを見て、振り子の等時性を発見したと言われています。 このブロンズ製のランプが作られる前にあったランプを見て、振り子の等時性を発見したという説があるから、実際のところはどうなのでしょう? 振り子の等時性とは、振り子が大きく揺れても、小さく揺れても、往復する時間は同じ。 振り子の長さによって、周期が変わることです。 |
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1302年〜1311年にジョヴァンニ・ピサーノによって作られた説教壇です。
大理石でできている説教壇は、細かい彫刻が施されていて、華やかで美しいです。 8枚のパネルには聖書の場面が彫られているそうです。 中にある柱には、信仰、希望、慈愛を表した彫刻像があります。 彫刻が美しいからずっと見てしまいます。 |
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聖母マリア、キリスト、ヨハネのモザイク画は、とても大きくて迫力があります。 この部分にはたくさんの絵があるので、華やかです。 主催壇の上にある十字架は、ジャンボローニャの作品です。 フィレンツェのシニョリーア広場にあるコジモ1世の騎馬像もジャンボローニャの作品です。 |
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次は、洗礼堂に行きました。
1152年にディオティサルヴィによって着工され、14世紀に完成しました。
中に入ると、説教壇がありました。 1255年から1260年にニコラ・ピサーノによって作られました。 ニコラ・ピサーノは、ドゥオモの説教壇を作ったジョヴァンニ・ピサーノの父です。 階段を上って2階に行くと、洗礼堂の内部をよく見ることができます。 バギーを2階まで運ぶのは大変なので、1人ずつ2階に行きました。 すると、息子が「キャー」と叫び、息子の声が洗礼堂中に響いてびっくり! この洗礼堂は、音響効果がよいので、大きな声を出すと響くのです。 息子が「キャー、キャー」と叫ぶので、出てきてしまいました。 息子はずっとバギーに乗っていて、退屈していたので、バギーから息子を出してドゥオモ広場を散歩しました。 |
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息子はドゥオモ広場の芝生の上を走り回って楽しそうにしてました。 赤ちゃんの時は、寝ていただけだけど、歩くようになると、遊ぶ時間も作ってあげないと、息子も退屈してしまいます。 ピサの斜塔を見ながら、のんびりと散歩ができて楽しかった♪ 19時頃まで遊んで、その後、夕食を食べようと、お店を探しました。 行きたいお店もなかったので、ドゥオモ広場の近くのお店に入りました。 |
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テラス席が空いていたので、テラス席に座りました。
お店からはピサの斜塔が見えて、なかなかいい感じです。
ブルスケッタ、生ハム&メロン、ラザニア、カルボナーラを注文しました。 観光地のお店だから味は普通だったので、写真は小さめです。 息子は、パンを食べて静かにしていたけど、途中から騒ぐので、外を散歩して、落ち着いたらお店に戻って食事をしたので、ゆっくりできなかった。 ティラミスを食べていると、息子がまた騒ぐので、外に出て散歩をして、その間に旦那様が支払いをして、なんだか落ち着かない食事でした。 |
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外を散歩していると、息子はおとなしくなるので、のんびりと歩いてホテルまで帰りました。 でも、息子はすぐに疲れて、バギーに乗りました(笑) 上の写真はアルノ川です。 この川はフィレンツェまでつながっているので、フィレンツェを思い出して、戻りたくなりました。 |
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