ホーム »
旅行記 » フィレンツェ3日目 <--フィレンツェ2日目へ フィレンツェ4日目へ--> |
3日目 メディチ家の美術コレクションを収蔵している美術館で、有名な絵画を多く展示しています。 ボッティチェッリのヴィーナスの誕生や春を近くで見ることができて感動しました。 |
事前にウフィツィ美術館の予約をしていたので、予約時間の8:15に間に合うように、6:30に起きて準備をして、7時過ぎにホテルを出発しました。
本当は9時を希望していたけど、予約完了メールが届いたら8:15になってました。
早すぎ〜 ホテルの朝食の時間は8時からだったので、食べずに出発して、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の近くにあるパン屋さんでパンを買いました。 朝は寒くて歩くのが辛いので、バスで移動しようと思い、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から7番のバスに乗って、ドゥオモに行きました。 |
|
フィレンツェ歴史地区(ユネスコ世界遺産1982年登録) 前日、ドゥオモに来た時に、人が多すぎてサン・ジョヴァンニ洗礼堂の天国の扉の前で記念写真が撮れなかったので、朝なら誰もいないと思って来てみたのです。 誰もいないと思ったら、おじさんが1人いて、天国の扉の写真を何枚も撮っていました。 おじさんの撮影が終わってから、記念写真を撮ることができました。 |
|
天国の扉は、旧約聖書を題材にしたパネルが10枚はめ込まれています。 天国の扉の前には柵がしてあって触れないようになっていますが、近くから写真を撮ることはできるので、1枚ずつパネルの写真を撮ってみました。 近くで見ると、細かい彫刻が施されているのがわかります。 レプリカでも豪華なのだから、本物はもっと素敵なのでしょう。 天国の扉の写真が撮れたので、次は、歩いてウフィツィ美術館まで行きました。 |
|
ウフィツィ美術館の手前にシニョリーア広場があったので、買ったパンを食べました。
ウフィツィ美術館の予約時間まで、まだ時間があるので、シニョリーア広場にあるダヴィデ像のレプリカを見てみました。 本物のダヴィデ像は、撮影禁止だったので、レプリカのダヴィデ像と記念写真を撮りました。 レプリカだけど、近くでダヴィデ像の写真を撮れるのはうれしい。 |
|
左上の写真は、バンディネッリのヘラクレスとカクス、真ん中上の写真は、アンマンナーティのネプチューンの噴水、右上の写真は、ジャンボローニャのコジモ1世の騎馬像です。 シニョリーア広場には、他にもたくさんの彫刻像があって、まるで美術館のようです。 |
|
アーケード建築のランツィのロッジアには、たくさんの彫刻像が並んでいます。 その中で目を引くのが、チェッリーニのペルセウス像です。 ペルセウスがメデューサの首を持っているブロンズ像です。 ダヴィデ像より小さい像ですが、迫力のある像です。 |
|
フィレンツェ歴史地区(ユネスコ世界遺産1982年登録) シニョリーア広場にあるヴェッキオ宮は、14世紀に建設され、フィレンツェ共和国時代に政庁舎として使われていました。 16世紀にはメディチ家の居城になり、現在は市庁舎になっています。 塔の高さは94mもあるので、つい見上げてしまいます。 内部はルネッサンス様式で豪華なので、次回は内部を見ようと思います。 8時を過ぎたので、ウフィツィ美術館に行きました。 |
|
予約の紙を持っているので、予約専用入口のところに行ってみると・・・ 入口の扉に「緊急の工事があるので、本日の開館時間は10時になります」っという張り紙がしてありました。 え〜〜、うそ〜〜 今、8時過ぎだから、2時間も待たないといけないなんて・・・ 緊急の工事だから仕方ないけど、予約した意味がなくなりました(涙) |
|
フィレンツェ歴史地区(ユネスコ世界遺産1982年登録) Uffizi(ウフィツィ)は”Office(オフィス)”のことです。 メディチ家がOffice(オフィス)として使っていたことから、古いイタリア語を使ってUffizi(ウフィツィ)という名前になったそうです。 列に並んで待っているのも退屈なので、私と息子は周辺を歩くことにしました。 ウフィツィ広場を端から端まで何度も歩き、近くにいた2歳の女の子と遊び、階段を上り下りしたりと、息子はずっと動きっぱなし。 9:30頃になって、入口の扉がやっと開きました。 長かった〜 窓口で予約の紙を見せて、チケットを発行してもらったら、今度は「違う入口に行って並んでください」と言われました。 |
|
入口に行って、少し待ったら中に入ることができました。
予約をしてない人の行列は、100m以上の長さになっていて、入場するまで時間がかかりそうです(左上の写真) 防災上、美術館に入場できる人数が決まっていて、予約をしないと何時間も待つので、予約をおすすめします。 内部は、飲み物持ち込み禁止、撮影禁止なので、中に入る前に入口の写真を撮りました(右上の写真) 天井が華やかで素敵です。 結局、中に入ったのは10時でした。 入口でセキュリティーチェックをしてから中に入りました。 中に入って少しすると、息子が寝てくれました。 中に入る前にずっと動いていたから疲れたみたい。 これでゆっくりと見学することができるからうれしい♪ |
|
日本語のオーディオガイドを借りてから見学をしました(2人用6.20ユーロ) 内部は撮影禁止だったので、ポストカードを載せてみました。 上の写真は回廊です。 回廊にはたくさんの彫刻像が置かれ、天井画もあり華やかです。 この回廊も「冷静と情熱のあいだ」の映画の撮影に使われています。 レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェッリ、ラファエロ、フィリッポ・リッピなど、美術の教科書に載っている絵画を目の前で見ることができます。 見たいと思っていたレオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知は、日本に貸し出し中でした。残念。 |
|
第10-14室はボッティチェッリの部屋です。 ボッティチェッリの作品がたくさんある中で、目を引くのがヴィーナスの誕生と春です。 上の写真はヴィーナスの誕生です。 1484年頃に描かれた作品で、大きさは172.5cm×278.5cmです。 ヴィーナスの誕生の前は人がたくさんいますが、少し待てば、目の前で見ることができます。 大きな貝の上に立つヴィーナスは美しすぎて、ずっと見てしまいます。 淡い色が使われているからか、やさしい感じがする絵です。 |
|
次は春を見ました。
1481〜1482年頃に描かれた作品で、大きさは203cm×314cmです。 ヴィーナスの誕生より大きな絵で、華やかです。 たくさんの草花が描かれていますが、ほとんどが実在する草花で、フィレンツェ近郊の丘で見ることができるそうです。 オーディオガイドの説明を聞きながら、他の作品もじっくりと見ました。 |
|
内部は撮影禁止ですが、外を撮影するのはOKなので、3階の窓から見えたポンテ・ヴェッキオの写真を撮りました。
ポンテ・ヴェッキオの上の階のヴァザーリの回廊を歩いてみたいと思ったけど、見学できる日が決まっていて、この日の予約はありませんでした。残念。 息子が寝ていてくれたので、2時間もじっくりと見ることができて満足。 息子が起きたので、お土産コーナーに行って、ポストガードやガイドブックを買ってから外にでました。 12時を過ぎてお腹が空いたので、気になるお店に行ってみました。 |
|
トルナブォーニ通りにあるProcacci(プロカッチ)に行きました。 Procacci(プロカッチ) 住所:Via Tornabuoni 64r TEL:+39 (0)55-211656 Panini Tartufati(パニー二・タルトゥファーティ)という白トリフのパニーニがおいしいというので気になっていたのです。 約10cmの小さなパニーニなので、チーズパニーニとキッシュも注文しました。 食べてみると、トリフの味と香りがしっかりして、とにかくおいしい! おいしいけど、小さなパニーニだからあっという間に食べ終わってしまい、あと3つぐらい食べられそうでした。 まだお腹が空いていたので、次はパニーニがおいしいI Fratellini(イ・フラッテリーニ)に行きました。 |
|
I Fratellini(イ・フラッテリーニ) 住所:Via Dei Cimatori 38r TEL:+39 (0)55-2396096 このイ・フラッテリーニは、ワインバーですが、パニーニがおいしいというので気になっていたのです。 行って見ると、とても小さなお店で、まるで屋台のようです。 13時過ぎだったので、お店の前には行列ができていました。 パニーニの種類がたくさんあって迷ったけど、ツナパニーニにしました。 パンも大きくて、具もたくさん入っているから、お腹がいっぱいになります。 |
|
お腹がいっぱいになったので、次はポンテ・ヴェッキオを歩いて渡ってみました。 両側に宝飾店が並んでいるので、道を歩いている感じがして、橋の上にいることを忘れてしまいます。 宝飾店には、豪華なネックレスやカメオなどがあって、買えないけど見るのは楽しいです。 橋の中央部はお店がないので、アルノ川を眺めることができます。 観光客だらけだけど、橋の端に行けば、のんびりと眺められます。 |
|
ポンテ・ヴェッキオを渡り終わったところに、手袋専門店のMadova(マドヴァ)があるので行ってみました。 Madova(マドヴァ) 住所:Via Guicciardini 1r TEL:+39 (0)55-2396526 お店のお姉さんに欲しい手袋の形と色を言うと、手袋を出してくれます。 「私は茶色の手袋が欲しい」と言うと、薄い色から濃い色まで、茶色の手袋が10双以上も出てきてびっくり! 確かに茶色と言っても、いろんな色があるけど、これだけの種類が出てくるとびっくりします。 「チョコレートのような色が欲しい」と言うと、それだけで何双も出てきました。 「手を出して」と言われて、カウンターの上にある小さなクッションの上にひじをついて手を出すと、私にぴったりのサイズを手に着けてくれます。 さすがプロです。 いろいろ試着して、買ったのが右上の写真の手袋です。 とても柔らかく、手にフィットするので、冬に活躍しそうです。 欲しかった手袋を買って満足したので、次はサンタ・クローチェ教会まで歩くことにしました。 |
|
サンタ・クローチェ教会に行く前に、おいしいジェラートを食べようと思ってVivoli(ヴィヴォリ)に行きました。 Vivoli(ヴィヴォリ) 住所:Via Isola Delle Stinche 7r TEL:+39 (0)55-292334 1930年創業の老舗のジェラート屋さん。 ジェラートの前に行列ができていたので、そこに並びました。 順番が来たので注文したら、「レジに行ってください」と言われました。 このお店は、まずレジでカップの大きさを言って、お金を払い、レシートをもらって、それからジェラートを注文するというシステムでした。 マンゴーとチョコレート、パンナコッタとコーヒーを注文しました。 お店の中は混んでいたけど、奥のテーブル席は空いていたので、ゆっくり食べることができました。 食べてみると濃厚でおいしい。 特にチョコレートがおいしかった。 |
|
フィレンツェ歴史地区(ユネスコ世界遺産1982年登録) 次はサンタ・クローチェ教会に行きました。 ガリレオ、ミケランジェロ、マキャヴェリなど、偉人たちが葬られていることで有名な教会です。 入口でチケットを買ってから中に入りました(5ユーロ) |
|
まずは有名なガリレオ・ガリレイの墓碑(左上の写真)とミケランジェロの墓(右上の写真)を見ました。
大理石がたくさん使われていて、他の墓碑より華やかです。 たくさんの偉人たちが葬られているので、”フィレンツェのパンテオン”と呼ばれています。 |
|
世界遺産だからという理由でサンタ・クローチェ教会の中に入ったのですが、フレスコ画、墓碑、彫刻など、見どころがたくさんありました。 修復工事中のところもあったけど、いろいろ見られて満足です。 回廊から中庭を眺めて、のんびりできるのもいいです(上の写真の右下の写真) 近くにスーパーがあったので、水などを買ってからホテルに戻って、夕食の時間までのんびりしました。 夕食は何を食べるかを考えていたら、ピッツァが食べたくなったので、事前に調べていたCaffe Italiano(カフェ・イタリアーノ)に行ってみることにしました。 Caffe Italiano(カフェ・イタリアーノ) 住所:Via Isola Delle Stinche 11/13r TEL:+39 (0)55-289368 Osteria Del Caffe Italiano(オステリア・カフェ・イタリアーノ)の隣にあるピッツェリアですが、住所はオステリアと一緒でした。 フィレンツェのお店は、夜は19時開店のところもあるので、19時頃に行ってみると・・・ 19:30からでした(涙) 時間があるので、近くを散策して19:30になってからお店に行きました。 |
|
お店に行ってみると、開店していたので中に入りました。
お客さんは私達しかいなくて、貸切状態なので、ゆっくりできそうです。
左上の写真に写っている、おじさんが1人で切り盛りしていました。 メニューは、マルゲリータ、ナポレターナ、マリナーラの3種類のピッツァと飲み物しかありません。 旦那様はマルゲリータ、私はマリナーラを注文しました。 「マリナーラはチーズがないけどいいの?」と言われたけど、食べてみたかったので、そのままマリナーラを注文しました。 作業台の近くの席だったので、おじさんが生地をのばして、具をのせて、窯で焼くところを見ることができました。 あっという間に出来上がりました。 |
|
運ばれてきたピッツァを見ると、私のマリナーラはハートの形になってました。 うれしい演出です。 おじさんありがとう。 ナポリピッツァなので、中央部は薄く、縁は厚くなっていて、おいしそう。 マルゲリータは、トマトソース、モッツァレラ、バジルです。 マリナーラは、トマトソース、にんにく、バジルです。 あつあつのうちにいただきます♪ 生地はもちもちしているのにやわらかく、トマトソースもおいしい。 シンプルなピッツァだから、素材の味がしっかりとわかります。 今まで食べたピッツァの中で一番おいしかった。 写真を見ていたら、また食べたくなりました。 |
|
カフェ・イタリアーノがある通りには、ヴィヴォリがあるので、ジェラートを食べました。
一番小さなカップで、バナナといちご、コーヒー2種類にしました。
おいしいピッツァを食べた後に、おいしいジェラートを食べて幸せ。 サンタ・マリア・ノヴェッラ駅行きのバスを見つけて乗り、ホテルに帰りました。 |
ホーム »
旅行記 » フィレンツェ3日目 <--フィレンツェ2日目へ フィレンツェ4日目へ--> |