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2日目 アンデンヌ地方にはたくさんの古城があるので、どの古城を見ようか迷ったのですが、ヴェーヴ城とモダーヴ城の2つにしたので、じっくりと見ることができました。 |
朝起きると雨が降っていたので庭園のお散歩をあきらめてテラスに行って朝食を食べることにしました。
テラスからも庭園が見えるので素敵です。 朝食はハム、チーズ、たまご、パン、フルーツなどのシンプルなものでしたが、ル・クルーゼのスキレットが置いてあって自分で目玉焼きが作れるようになっているのがうれしい♪ ベーコンを焼いてから、たまごを割り入れてベーコンエッグにしてみたらおいしかった♪ そして、おいしかったのが焼きたてのクロワッサンとパン・オ・ショコラです。 ミニサイズだから何個も食べてしまいました。 朝食を食べ終わった頃には雨が止んでいたので、庭園のお散歩に行くことにしました。 入口には庭園の散歩コースが載っているパンフレットが置いてあったので見てみると、15分、45分、120分、9km、12km、16kmという6種類の散歩コースがありました。 ちょこっと散歩するだけなので15分コースにしてみました。 |
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入口を出たところに門があるので写真を撮っていると、孔雀がいることに気がつきました。 庭園では孔雀が放し飼いになっているのです。 左上の写真の真ん中に孔雀がいるのですが、小さすぎて見えないですよね(笑) 15分の散歩コースは池とその周辺を1周するので、ちょっと散歩するのにはいいコースです。 右上の写真は池の近くの道です。 たくさんの落ち葉が積もっているので歩くとふわふわして気持ちいい。 ベンチがあるから、ここに座ってのんびりするのも良さそう。 |
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池のほとりから古城ホテルを眺めるのは雰囲気があって素敵です。 白鳥がいたらもっと優雅な気分になれたのですが、この日はいませんでした。 池の周りを歩いてから古城ホテルに戻る途中にJessy&Jamesと書かれている小屋があって、その中にロバがいました。 ロバを近くで見るなんて久しぶりだったけど、目がくりくりしていてかわいい。 のんびり歩いていたから30分ぐらいの散歩になったけど、散歩するにはいい距離でした。 |
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散歩が終わったのでチェックアウトをして古城ホテルを出ました。
1泊だけだったけど優雅な気分になれたのでうれしかった。
また機会があったら泊まってみたいです。 左上の写真はシャトー・ダッソンヴィルの入口の門です。 車が近づくと自動で門が開きます。 広大な森の中に庭園と古城ホテルがあるので、右上の写真の看板がなかったらシャトー・ダッソンヴィルがあるとはわからないほどです。 次はいよいよ古城巡りです。 アンデンヌ地方にはたくさんの古城があるので、どのお城にするか迷ってしまうのですが、まずはヴェーヴ城に行きました。 |
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車で約30分走っていると木ばかりで何もないくねくねした道になります。 道を間違えたんじゃないかと不安になるのですが、ナビの指示通りに走っていたらお城の尖塔が見えてきたのでホッとしました。 5つの尖塔を持つお城なのでおとぎの国のお城のようです。 旦那様は「ドラゴンクエストのゲームに出てくるお城みたい」と言っていました。 確かにゲームや漫画に出てきそうなお城らしいお城です。 お城は15世紀に一度破壊されましたが、17、8世紀に修復をして、現在もボーフォール・ド・セル伯爵が修繕をしているので美しいお城になっています。 |
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門のところにブザーがあるので、ブザーを押して門を開けてもらわないと中に入れないようになっています。 受付兼お土産ショップに行くと、おじさんがいたのでチケットを買いました(5.50ユーロ) パンフレットはなくて各部屋の説明が書いてあるファイル(日本語)を貸してくれます。 おじさんは金額、人数などの日本語を少しだけ話したので驚きました。 日本人がたくさんこのお城を訪れるみたいです。 中に入ってみると中世の時代を感じさせる部屋が多いし、素敵な家具や調度品があってうっとりします。 上の写真の真ん中の段の左側の写真にはテーブルの上にトランプが置いてあるのです。 さっきまで伯爵がトランプを楽しんでいたかのような感じがするのです。 どの部屋も伯爵が暮らしている感じがするので、今までのお城とは違い生活感があるお城でした。 上の写真の下段の写真は1989年に皇太子殿下がヴェーヴ城を訪れたときにプレゼントした桜が描かれているお皿です。 皇太子殿下が訪れたことを紹介してくれていると日本人としてうれしくなります。 |
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昔は、貴族は貴族同士で結婚するのでナポレオンやマリー・アントワネットとボーフォール家とはつながりがあるようで、絵がありました(上の写真の上段の写真) どの部屋もこじんまりとしているのですが、家具や調度品は豪華なものが多くて素敵です。 中庭から建物を見ると、建物の様式が違うのがわかります(上の写真の左下の写真) 建てられた年代が違うのでこのようになったそうです。 木骨組みの建物が素敵です。 お城の窓から景色を眺めているとノワジ城が見えました。 少し紅葉している木々に囲まれているお城は絵になります(上の写真の右下の写真) 小さなお城でしたが、ゆっくり見ていたので1時間ぐらいかかりました。 見学が終わったので外からお城をじっくりと見ました。 尖塔があるとお城らしいお城になるからやっぱり素敵です。 こんなお城に住んでみたい〜 次はモダーヴ城に行くことにしました。 ガイドブックやサイトに詳しい住所が載っていないので、とりあえずMarchinまで行けば何とかなると思って行ってみることにしました。 ナビ通りにMarchinに着いたけど何もないところで、まったくお城は見えないので焦りました。 とりあえずモダーヴ城に電話をして場所を聞くと… 「モダーヴ城には住所はないんですよ〜」と明るく言われ、広い道に出れば看板が出てくるからそれに従ってきて下さいとのことでした。 住所がない??普通どこに行っても住所があるはずなのに… サイトにもChateau de Modave ASBL B-4577 Modaveとあるだけで番地がないのです。 とりあえず広い道に出てみたのですが、看板が見つからなかったので近くのレストランで場所を聞いてから、道を走っていたら看板が見えてきたのでホッとしました。 無事にモダーヴ城に到着してよかった! |
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13世紀にオユー川沿いの断崖に建てられたお城を17世紀になってマルシャン伯爵が再建したのでフランス様式の建物になっています。 お城までは長い並木道があって素敵だし、噴水がある庭はきれいに整備されているし、建物も華やかなので内部の見学をするのが楽しみです。 |
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中に入ると受付のお兄さんがいるので、チケットを買うと日本語のオーディオガイドを貸してくれます(6ユーロ) 入ってすぐの広間の天井には32貴族の家系図があります。 スタッコ彫刻なので紋章が立体になっています(上の写真の右上の写真) どの部屋も彫刻、シャンデリア、家具などがとても豪華でうっとりします。 中でも驚いたのが、上の写真の左下の写真のテーブルの上の食器類です。 オリジナルのリボンのデザインがすべてに入っているジアン窯のものです。 自分が使う食器類を自分の好みのものにしてしまうことに驚きます。 やっぱり貴族はすごい〜 上の写真の右下の写真の寝室は壁や天井に彫刻や絵があったりして豪華です。 ベッドには華やかな刺繍がされたカバーがしてあります。 こんなに豪華だと眠れなくなりそう。 |
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寝室から外に出られるようになっているので、外に行ってみることにしました。
断崖にお城が建っているのでバルコニーから下を見ると怖いです(上の写真の左上の写真) モダーヴ城のほどんどの部屋に紋章の彫刻があります。 マルシャン伯爵は紋章が好きみたいです(上の写真の左下の写真) |
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モダーヴ城では結婚式を挙げることができるのです。
日本人も何組もここで結婚式を挙げているそうです。 上の写真の右上の写真のルイ14世の間には素敵なピアノがあります。 結婚式の後にこの部屋でシャンパンパーティーが開かれるそうです。 上の写真の下の段の真ん中の写真はチャペルです。 小さなチャペルですが、ここで結婚式を挙げるのは記念になっていいかも。 お城で結婚式を挙げるのは女性なら誰でも憧れますよね。 友達がお城で結婚式を挙げるならお呼ばれされたいな〜 上の写真の右下の写真は地下にある牢獄です。 薄暗くて怖いです。 地下にはここで発明されたポンプの模型がありました。 断崖の上に建っているモダーヴ城まで水を運ぶ技術を発明したのはすごいです。 |
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内部の見学が終わったので外に出てみました。 庭もきれいに整備されていて素敵です。 モダーヴ城は本当に華やかで豪華な調度品が多くて、優雅な気分になりました。 アンデンヌ地方にはまだまだたくさんの古城があるので、また古城巡りをしたいです。 今回は憧れだったシャトー・ダッソンヴィルに泊まれたので本当にうれしかったです。 また泊まってみたいな〜 |
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